大きな波紋を呼んでいますね、都議会でのセクハラ野次問題。

私も久しぶりにかなり怒り心頭&悲しい気持ちになりました。
まさに「産めないのか」の当事者ですからね。この立場の女性は特に深く傷つくと思います。
未婚女性ももちろんね。(結婚を自ら選択していない方は除く)


私は過度なフェミニスト的思想はあまり好きではありません。女性は優遇されて当然、いろいろしてもらって当然、のような。
権利を主張する前にまず義務を果たすべきと考えます。

なので、男性議員やその他一部の議員(議員に関わらず一般の人々もしかり)に、女性の結婚や出産、不妊治療への助成や育児と仕事の両立へのサポートについて、自らのことのように理解してほしいなんて思っていません。
立場が違うのだから、そこまで親身になって考えてほしい、理解してほしいというのも難しいでしょう。

でも、それと侮辱するのとは話が違います。今回の件は明らかに悪意のある発言で、まさにこのような立場の女性を(もしくは女性そのものを)見下し、嘲笑うものだったと思います。
そして、それを議場にいた誰もが止めなかった。いさめなかった。

これには本当にがっかりし、悲しい、腹立たしい気持ちになりました。


ただ、この件に関する一般市民(私もですが 笑)の反応にはとても救われる思いがしました。

皆さん、イカってますね!!
男女、世代問わず怒りの声が寄せられていました。

このようなことが起きた時、意外とおもしろがってさらに侮辱するようなことを書き込んだり、傷ついている女性をさらに傷つけるようなこと、晩婚や未婚、不妊やワーキングマザーについて批判的なことをここぞとばかり書き込む人がいるんだろうな~と内心思っていましたが、ネット上でいろんな意見を見ていてもそのようなものは全くと言っていいほどなく、皆さんイカってましたメラメラ


なんか、逆に励まされたような気持ちになりましたよキラキラああ、世の中捨てたもんじゃないなって。

野次ったジジイ議員の発言は取るに足らないものだからどうでもよくて、それよりも無数のイカっている意見、このような立場の女性を励ますような意見に勇気づけられました。

デリケートな問題について攻撃してくる人は必ずいるし、自分も気づかないうちに人を傷ついているかもしれない。だから、そういうものに対して自分が強くならなければいけないと思います。

それよりも味方になってくれる人達、自分と同じ立場で頑張っている人達のパワーをもらい、前向きに生きていけるといいなと思います。


今回の件で、改めてそんな気持ちになりました。


イヤなイヤな出来事ですが、なぜか後味は爽やかキラキラちょっと励まされた出来事でしたかお