7年前、人生最後のおうちの『片付け』をしようと決意しました。
それは、ラグドールの健士朗くんをお迎えした事が最大のキッカケになりました。

仔猫の健ちゃんは、ベッドの下にも色んな所に興味津々。

私がそれ以前に興味があったのは、どちらかといえば
『収納』で、
でも、それは『隠す』ということがほとんどでした。

2010年の12月、私は度あるごとに本屋へ行き、
片付けに関する本を立ち読みしました。

立ち読みして知識を得ると、近くのカフェで、自分の考えを交えながら、ノートに走り書きしていました。

ご存知、『断捨離』の本です。
家に帰ると、シュミレーション。
「もし、これが無かったら」
「もし、ここがもっとスッキリしたら」
「これは使ってないけど本当に必要?」

そして、また本屋に立ち寄り本を読む。
(買えばいいのに 笑)

カフェでノートにまとめる。
家に帰ったらシュミレーション。


の繰り返し。

3ヶ月後、
家族にも宣言をしました。

おうちを片付けるよ〜!


って笑




6月中旬、当時飼っていた、ネザーランドドワーフラビットの真っ黒の小太郎を老衰で亡くし、
6月の終わりに縁があって、ティファをお迎えしました。

私の中のイメージ固めが終わり、ついにやっと、ずっと立ち読みしていた断捨離の本を買いました。

私は半年間かけて考え、学び、家の中で実際にイメージして、本を購入して一晩で読み、
7月中旬、いよいよ断捨離スタート!!

健ちゃんと、まだ幼いティファは、沢山のモノがあふれる中、なんだか楽しそう笑笑

玄関に積まれるゴミ袋を、楽しそうにジャンプして乗り越えて走り回る笑笑


毎日毎日毎日、当時、まだ小学生だった2人の娘と3人で、「片付け祭りワッショイ」状態。
主人が帰宅して、玄関のゴミの山にびっくり!
主人と子供たちでゴミを捨てに行き、その日は終了。

売るモノは、あえて1番目立つリビングに集合。

こうして、家の中から不要だったもの達が解放されて、約2週間くらいかけて、断捨離は終了。

最後にリサイクルショップの方に引き取りサービスを依頼して、リビングがスッキリと片付きました。


あの瞬間の清々しい気持ちは、忘れられません。


ところがです!


ここから、私はどんどん『片付けウツ』になっていきました。

気持ちが『捨てる事』にシフトしてしまい、『捨てるものはまだあるはず』とフォーカスしているのですから、家の中の必要なモノですら、どこか『ゴミ』のように錯覚してしまうんです。

片付けても片付けても終わらない…

という負の連鎖。



とほほ

なにやってんの私

どうして片付かないの?

あんなに捨てたのに



こんなに少なくなったのに


_:(´ཀ`」 ∠):



心が折れて動けなくなる。

「片付けが終わったら、あれをやろう」
「片付けが終わったら、これをやろう」

とワクワクしてた気持ちは
どこ行った!?


まてよ。


2分程考えました。

現実を見よう。
もっとシンプルに考えてみよう。

仮説とか要らん。

そう、現象だけでいい。


あ!!




分かりました分かりました
はいはいはい。

うんうんうん。

答えはシンプルでした。





つづく。