今日は禁煙の事をまとめたいと思う。
そして、願わくば、私の体験が
禁煙したいと思う人のお役に少しでも立てればと思いました。



2019年12月9日、最後のタバコを吸って、きちんと決意して勇気を出してタバコから、ニコチンから解放され、自由になった。

タバコとは
喜びを消し、心の支えにヒビを入れて、ストレスは貯めるわ、イライラは増えるわ
そういうものでした。

禁煙とは
私にとって、最高にワクワクする楽しみな
新しい挑戦であり、新しい課題なのだ。

これからの人生、良い時も悪い時も
忙しい時も、ゆとりがある時も
色んな『時』があるだろう。
だけど
『その時』には、もう臭くて不味い
『死の麻薬(タバコ)』は、もう私には必要ない。


本日で禁煙108日目です。
1日のほとんどの時間、タバコを思い出さなくなりました。

私は28年間、喫煙者でした。
だけど、19歳になるまでは『非喫煙者』の生活が当たり前だったのに

人生の中で、タバコを吸っていた時間の方が長くなっていて、
おそらく、
「私がタバコをやめる事はないんじゃない?」
って思ってましたよ。

珠音をお迎えしてから、タバコ吸うためにベランダに出ると、決まって珠音は、窓越しに私をジーッと見つめて、
あるいは、泣きわめいていましたショボーン

この写真は↑もうタバコやめてからのものです。
お風呂上がりに暑くて、お茶を持ってベランダに出たら、珠音が窓越しに来て、懐かしく感じました。



【禁煙セラピー】アレン・カー著
多分、5冊くらいまとめて買いました笑

一冊でいいんじゃね?
という声が聞こえて来そうですが、

一冊目を読んでも、タバコをやめれなかった私は、考えました。

「じゃあ、やめられるまで読もう♩」

正直に言うと、1冊目に日本に出版された
元祖『禁煙セラピー』は、理解しにくい部分がややあるかも?と私は感じました。
想像力が必要な本かも。。。

いや、単に私だけが理解出来ないだけかもしれないのだけどねガーン

書けば書くほど、アレンの思いが加速していくのが分かりました。
しかも、文章どんどん分かりやすくなってる!!
出版された順に読みました。

それでも、想像力を必要とするところは、本を置いて、私なりにアレンジして考えましたよ。
得意だしね、そういうの。
オリジナル小説書いてる気持ちになって考えたりもしました。


心を開いて
自分に問いかける。

「タバコ、本当にやめたい?」

や、や、やめたい!!!!

「なんでタバコやめたい?」

…なんで?だって、お金ももったいないし、切なそうに見つめる珠音がかわいそうだし、時間ももったいない。

とか、色々考えてみましたよ。

けどね、
「やめたい」理由は全部忘れろって、本に書いてあって、

その代わり

「なんでタバコ吸ってんの?」



「集中している時」
「退屈で暇してる時」
「リラックスしててゆとりがある時」
「イライラしてる時」

この4つの状態の時、タバコを吸いたくなるらしい

ふむふむ。

え!?

それって
いつも一日中って事じゃん!!!

けど、当たっているって思ったよ。

・集中していて気持ちを切り替えたい時
・イライラしたり、行き詰まりを感じたり、1人になりたい時
・なんとなくぼんやりしている時
・何か達成してホッとしたい時

と、まぁ、上記のような時に、タバコを吸ってたよね。
そして、長時間、吸えない時は、ソワソワして落ち着かない感覚になったよね。
何か物足りないような

じゃあ、さっきの問いかけの
「なんでタバコ吸ってんの?」

の答えは

「ニコチンという麻薬を体内に入れるだけ」

だそうだ。

ニコチン依存症という
れっきとした病気であるということ。


けど、安心なされ。

ニコチン依存症の『禁断症状』は、史上最弱なのだ。

仮に、たった今、タバコを1本吸ったとしたら、その『たった1本』から、タバコをほしがる『悪魔ニコチンマン』が生まれ、依存が始まる。

だが!
2本目を吸わなければ、そのニコチンマンは死んでしまう。(マジ、史上最弱)

体内からニコチンが消えるスピードも速い。
30分で4分の1、1時間で半分まで消えてしまう。

しかも、実は
禁断症状なんて、全く無い!!!

その証拠に、夜寝ている時は、どんなに寝てても、タバコの禁断症状で起きる事はない。

確かに、寝てる時はタバコが吸いたくて起きた
なんて事は無かったな。。。


禁断症状は、全くない?ってとこ、本当は
本を読み、ノートにまとめていた時に疑問に思いました。(タバコを吸いながら読んでた笑)


禁断症状が無いというのなら、
なんでタバコを簡単にやめられないの??
そもそもなんでタバコをいつも吸ってないといられなかったのよ??
ってね。

本を読めば読むほど、理解すればするほど
そして、超真剣にタバコを吸いながら、その不味さを改めて実感しつつ、
不味くて臭くて、息が苦しくなり、頭がボーッとする
『タバコ』をなんで吸ってんの?っていう理由が、

「ニコチン依存症」以外に考えられなくなっていました。

去年の4月末、
「令和になる時にタバコをやめられたらいいな」
「タバコとは、平成が幕を閉じると共に縁を切りたい」
と考え始め、5月2日 3日 4日と順調にやめていたけど、5日の夜中にコンビニに走り、吸ってしまった。

3日間は奇跡的にやめれたけど、心のどこかで
ワケの分からない『何か』と戦っていました。

タバコの悪口をボロクソに言って
ある時は残ってるタバコを踏みつけて捨てたり
水をかけて捨てたり
そうやってタバコとサヨナラしては
少しでも「吸いたい」って思うと
イライラがピークに達して
何とかしてタバコを吸えるための言い訳ばかり考えてた。

そう、禁煙とは
「辛くて苦しくて決して続かないもの」って
心のどこかで思ってた。
「やめる」と決意した時は、とても清々しいのに
翌日の朝には、タバコを買いに行く
の繰り返し。。。

「珠音のためにやめよう」
「何としてもやり遂げる」
こんな気合いや精神論でやめれるものではない。

タバコの罠を心の底から完全に理解し、納得した瞬間に、タバコを吸いたい気持ちは
スーッと消えてしまいます。
永遠に。

タバコは、自分の意志で吸ってないのだから、気合いでコントロール出来るものじゃないのよ。


え?
自分の意志で吸ってるって?

何をバカな事を言ってるって??

そうそう
私も最初はそう思ったもん。

「やめられますように」
「吸いたくなくなりますように」
ってもはや、祈りになっていたもん。
七夕に笹の葉に飾るレベルよ。
目標、願い、祈り

いやいや、
マジで簡単なんだってばよ。


でも、タバコには何もメリットないって
言われても
理屈では、頭では理解出来ても
どこか納得出来ない場合は、
考え方、感じ方を1度見直して、自分に問いかけてみるといいかも。。。

「あなたは、なぜタバコを吸っているのですか?」