我が家には、3羽の鳥さんがいます。
８年ぶりの鳥さんとの生活。
そのきっかけは、1羽の突然のお客さまから始まりました。
＊
７月中旬、夕方の事でした。
ベランダに小さな鳥さんがいる！
微笑ましく、突然来た小さなお客さまを怖がらせないようにそっと、長女と見守っていました。
その小さなお客さまは、物干し竿に止まったり、ピッチハンガーに止まったりしていました。
目が合った気がしたので、私は、来るはずもない小さなその子に、ベランダの窓を開けずに、人差しを差し出して
「おいで」って言ってみました。笑
そしたら、飛んできました
しかし、窓ガラスや網戸があるから、その子は、
「行けないよ？」と言わんばかりに首を傾げてユータン。物干し竿に戻ってジッとこちらを見ていました。
私は急いで窓ガラスや網戸を開けて、もう一度、
「おいで」と手を出したら、、、
指に止まったんです！！！！
そして
「ピピピッ！ピピッ！！ピピピッ」
と小さな体を全身震わして「嬉しい嬉しい」とお話を始めて、私と娘は急なメルヘンワールドに驚愕しました
娘が、炊いてあったお米を小さなお皿に入れて差し出したら、「わーい！！」と言わんばかりに喜んでお米を咥えて、私から2メートルくらい離れたパソコンの上に止まりました。
ティファとしおちゃんがギョッとして、立ち上がったので、私は慌てて、
「ピピちゃん、おいで！！」と呼んだら、来る！！
洗濯カゴをひっくり返した中にごはんとお水を入れて、その子に入っててもらいました。
そして、スポーツジムに行ってた主人に慌てて電話して、
「鳥かごと鳥のごはんを買ってきて！！！」
（気が動転してます(^◇^;)）
待ってる間に、「この子は誰！？」とスマホで娘と調べまくりました。
こんなに懐いてる鳥さん。
スズメより小さい見たことのない鳥さん。
「飼われている鳥かしら？？」とも思いました。
外はもう真っ暗。
その子は、シジュウカラさんでした。
多分、若鳥かな？？
手でごはん食べるし、頭に来て喜んでいるし、
指に止まって「ピピピッピピピッ」とお話をしてくれる。
可愛い❤️
可愛すぎる！！
カゴに入ってもらっている写真がないのですが、ごはんを食べてもらってから、カゴに入っててもらい、猫の心配があったので、ウォークインクローゼットの中に入れたら、止まり木の隅っこで背中に首を入れて寝てしまいました。
夜中に何度か見に行きましたが、ずっと寝ていました。
この子は、野鳥。
飼うことは出来ません。
こんなに懐いてるけど、
もしかしたら、人の手の保護を受けていたのか
この子のお話が理解できたら、、、
そう思いながらも
主人と娘と出した結論は、
明日の朝、外に放そう。
今夜は泊まってもらって、
明日、ごはんもいっぱい食べてもらって、
次の日の朝、娘がクローゼットを覗くと、
「ピピピッ！ピピピッ！」
と、まるで「おはよう！」って言ってるみたいって。
そして、主人と娘の手を行ったり来たり、頭に止まったり、手のひらからごはんを食べたり
そして、
娘はカゴをベランダの外に持って行って、ドアを開けました。
しばらくして、ピピちゃんは出てきて、物干し竿に行ったり、娘の手や頭の上に行ったりして、
そして、我が家を後にしました。
空になってしまった鳥かごと、余った鳥のごはん。
私も
主人も
娘も、
ふと、鳥の声が聞こえると、ベランダの外を見る生活。
あの子の姿を探してる。
また会えるかな？
また会いたいな。
内緒で飼っちゃうことも出来た？
なんて、そんな事も頭をよぎりましたが、
もしも
あの子が、具合悪くなったら、病院に連れて行ってあげられないのでは？？
と。
それなら、堂々と飼える子がいい。
小さな小さなシジュウカラちゃんが、
我が家に、
もう一度、鳥さんとの生活はどう？
って
教えてくれた気がした。
そして、、、
８月５日。
ルアンと出会いました。
本当はキンカチョウが欲しかったけど、こんなに小さい子は無理かなって思ったけど、
翌日、キンカチョウの、かっぺいくんもお迎えしちゃいました。
かっぺいは、シジュウカラちゃんよりも小さいかもしれない。
それでも、
かっぺいくんを見てると、あの子を思い出す。
そして、
9月11日
マメルリハの心優（みひろ）と出会いました。
みひろは、名前通りにとってもとっても優しい子。
今日は、びっくりな出来事がありました。
まだ雛ごはんを食べてる、みひろが、ルアンをカキカキしてあげました
ルアン、嬉しそう！！
（ルアンはまだ、人の手では、撫でさせてくれません。）
ルアン、幸せだね。
鳥かごのお掃除しつつの放鳥タイム。
こんな幸せな光景が見られるなんて！
私も娘も、めちゃくちゃ幸せな時間をふたりから
もらってしまいました。
＊
最後まで読んで下さりありがとうございます。