ボリュームを操るという事【OVALTONE CLEAN BOOST 2】 | Life is Bass

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2010年。20年振りにバンド活動復活したおぢさんの日記
バンドとベースと音楽と、ちょっとだけ写真な日々w

ある日のツイッターで、ベーシスト松下一弘さんの
新兵器のレビュー が話題になりまして

レビューを拝見して
「これだ!」
という直観が(おぃ)
OVALTONEさんは、以前THE ANCHOR IIというコンプでお世話になった事もあり
絶大なる信頼を置いておりましたので現物みずに早速注文。
無事届き、OVALTONEさんのサイトにレビューを書かせて頂きました^^
んでもって、今回は大半がその転載だったり(汗)
と言う事で本文は↓


今回導入させて頂いたCLEAN BOOST 2(MUTE付き)で
OVALTONEさんのペダルは2個目。
レビューを読んで頂ければ分りますが
松下さんとOVALTONEさんのこだわりが詰まった逸品
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松下さんのブログを参考にさせて頂いていたので
所有のベースでの使い方はある程度見えていたんですが
メインボードでチューナーラインを独立させたかったので
「MUTE付きでのオーダーは可能でしょうか?」という問い合わせをさせて頂いて
OVALTONさんに快諾頂き、無事オーダー。そして導入の運びになりました。

以下インプレです。

基本的にはCLEAN BOOST 2 FOR BASSフルオプションに
MUTE機能を入れて頂いたものですが
通常バージョンと異なる点があります。
※筐体の大きさ(エレ○モサイズ)
※PRESET VOLUME Knob+SwitchがTOP面に移設されている
この辺りは、ボードスペースとの兼ね合いもありますので
同様の仕様で注文される場合は考慮すべき点になると思います。


【各機能に関して】
□バッファ
パッシブベースに繋ぐ場合は、ベース本来のトーンのままクリアな感じになります。
通常のアクティブベースでも劣化する感じはまったく感じません。
ただ、PU-プリアンプ間にバッファが積んでるベースの一部で
若干レンジが狭くなる感じがありました。
これは単純に性能云々の問題では無く
良い者同士でも余分に重ねた分のロス、もしくは相性に因るモノなのかなと。
もちろん、検証用にワイドレンジのヘッドフォンアンプを使った
単体モニターでの僅かな違いなので
後段にエフェクトペダルを組み込み、アンサンブルで鳴らした時に
問題に感じる様な事は、まず無いと思います。

□ボリューム&ブースト
CLEAN BOOST 2 FOR BASSに関してはボリューム設定が2個と
ブーストスイッチがあり、合計で4種類のボリュームがプリセット出来ます。

これは、ベース本体でパッシブ・アクティブ切り替え
PUセレクトなどゲイン差がある場合は非常に有用です。

ボリューム1とボリューム2は大きさが違い
ボリューム1は大型ノブで頑丈作りも頑丈で、で足元での操作を想定しています。
ボリューム2が小径で高さが違うと云う事もあり
ペダル単体で、ボリューム奏法等を必要としない場合は、
充分に通常のボリュームペダルの代わりになり得ます。
(個人的には外付け用のケーブルもオーダーしましたが、これは後ほど)

メインベースでの使用に関しましては、
本体オンボードプリのセッティングに合わせて
(パッシブ・アクティブ切り替えに寄る音量差等もあり)
後段の歪みをコントロールする為に使用する形ですがこれが実にハマります。

□VOLUME PEDAL INSERT
頻繁に音量をコントロールしたい場合には非常に便利な機能。
本体のバッファが有効になりますので、バッファ付きのペダル感覚で使えます。
外付けべダルの内部配線等に関わる部分もありますので
まったく音痩せが無いと云うのは難しいかもしれませんが
直接ラインに繋げるのとは雲泥の差があります。
また、ミニマムボリュームの設定によっては
本体と合わせて5個のプリセットが使えるというメリットも♪

□INPUT IMPEDANCE 切り替え。
100KΩ / 10MΩ /1MΩの切り替えが出来ます。
通常の場合は、推奨どおり1MΩで問題ないと思いますが
確かにモノに因ってのマッチングはありますし、トーンが変わる場合があります。
これは試してみて選ぶ感じかなと。

□ PRESET VOLUME Knob+Switch
ベースの場合、それぞれの音量差が結構ありますので
ボリューム1.2側の設定を変えず、
Switchで大元の設定を切り替え出来ますので
1.2のセッテイングを変える事無くベースを差し替えられるのは非常に便利です。

□MUTE機能
THE ANCHOR II同様、ノイズが殆ど感じられない優秀なMUTEです。
アウトボードプリ等でポップノイズが酷いモノも結構ありますが
こちらは曲間に踏んでチューニングをする事に躊躇を感じません。
チューナーアウトと連動しており、メインラインから外せるのは
実用上も心理的にも安心感があります。


と、駆け足ででレビュー致しましたが
総合的に、非常に良質なボリュームペダルだと思います。
必要な機能と大きさが選べる事もありますので
ボリュームペダルで悩んでいるベーシストの方には
かなりお薦めのペダルだと思います。
そして、早速メインボードに組み込み、
最早、外せない存在になりました。

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最後に、OVALTONEさん。
前回のオーダーの時もですが、非親切丁寧な対応をして頂き
信頼出来るメーカー様と言う事を再度感じる事が出来ました。
ありがとうございました!