初稽古で『見えた』こと | かつてのこと。

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2008〜2020まで起きてたこと。

三重稽古会の初稽古は、1/7でした。名古屋から、ナベちゃん、埼玉からミゾグチくんも参加してくれて、見学者も四人もあった賑やかしいスタートとなりました。

新弟子となったナベちゃんは、10日間ぐらいで一万回武器を振ってきたとかで、『見てほしい……』と。

いろいろ勘違いして間違ってましたが、ひとまずその心意気は素晴らしい!

やる人は、必ず伸びます、必ず

修正しながら、武器の振りの動作が、ナイハンチの型のどこの延長にあるのか。次の試合に向けての打撃について、武器の振りの何を活かせばいいのか。そんな話をしながら、稽古は進み、私も存分に学びながら、終わりました。

隣で、国仲初段がミゾグチくんを丁寧に教えてます。押し合いや、三種の受けなど、解説を入れながら。その解説は、結局、立ちの稽古や基本の型にまで遡り、ミゾグチくんをして、

「やっぱり、基礎基本ができてないと、何やってもダメですね……」

と言わしめていた。




試合の中での動きや立ち位置までも、型や立ち方からの説明で、今後の方針が見えてくる。

逆に、基本の基本を教えていて、「あ、これもそうだったのか!あの先生の言葉はこのことだったのか!!」と気づくことも多い。

基本を持って応用の想像を喚起し

応用を持って基礎の本質を深く知る

それが、この三重稽古会では私だけでなく、どの人も理解している。そして、私を含めた各人の経験と理解度で、基礎から応用までを自由に行き来しながら、掘り下げ、限界突破を目論んでる。ほぼ弟子だけの稽古会となりつつあるせいでもあるのか、

いい傾向だ。

今年は、稽古会として、一皮剥けるのかもしれない。