弟子だけだったので、武器の稽古を。
沖縄拳法には、棒、サイという武器の技法が伝わってます。対人による組手もあります。
間合い（お互いの距離）の感覚には、かなりシビアにならないとアッサリ怪我します。
また、武器の体遣いを学ぶ事で、人体力学に沿った合理的な動きを出来るようになります。簡単に言えば、
強い突きが撃てるようになります
柔らかい投げが打てるようになります
要点を押さえた出力と、不必要なところの脱力（私は抜力と呼んでます）ができるないと、手足のように武器を扱う事ができません。神経が道具の先まで行き渡るように扱える、とても面白い能力の獲得です。
遊び稽古で、普段は腕を取らせてやる捕手を棒を掴ませてやってみました。合気道の四方投げや二教のような感じでしょうか。