今日のおススメ美術館は
昨年 秋にアート遠足で訪れた軽井沢千住博美術館です。
この美術館は建築家・西沢立衛さんによります。
プリツカー賞、日本建築学会賞作品賞3度、吉岡賞他多数受賞。
西沢さんの建築は真っ白なものが多い。そして曲線を扱うのが
得意なんだなあ~と思います。
《西沢さんの建築による美術館》
①金沢21世紀美術館➡素晴らしかったよ~。
②豊島美術館➡瀬戸内の旅のとき行って素晴らしかった
なんと、記事書いてなかった書きます。
ここは展示物はありません展示物は自然のそよかぜと
鳥の声。
作品の思想は内藤礼さんによります。
③十和田美術館➡行きたい!(笑)
千住博さんは日本を代表する美術家です。
海外でも絵がものすごい高値で取引される世界的画家。。。
元京都造形大学の学長。
(確かアメリカ在住だったような・・・)
千住博氏は東京、京都、ニューヨークを拠点として精力的に制作活動を続け、ヴェネツィアビエンナーレ絵画部門で東洋人として初めて名誉賞を受賞、いま世界で最も注目されている作家です。当館では千住作品を紹介するために、1978年から制作された重要な作品群を収蔵しております。
(美術館HPより)
天才三兄弟として世にも名高い千住家の一番上のお兄さんです。
真中の弟さんは、作曲家の千住明さん。
末の妹さんは、これまた世界的バイオリニストの千住真理子さん。
横浜ご出身のアーティストなので、横浜在住のワタシには地元応援感ありありです
もとい。
軽井沢の豊かな自然に囲まれた場所で、
建築と美術が溶けあった美術館。
美しいものからインスピレーションを受けたいかたには、
建築と作品からもダイレクトにクリエイティビティを刺激されることでしょう。
感性を磨き自分にかえる時間をすごす。
建物自体もすごく美しい。
人口灯をほとんど使わず、
自然光のみで見せようとするつくりでした。
絵に自然光が当たると傷む、という理由で
日本のほとんどの美術館では
日光を中に入れないつくりです。
けれどここは、違いました。
自然のの共生、そとの自然を館内にとりこむかたちで
そしてそこに一緒に絵も存在している。
絵に自然光が当たると傷む、という理由で
日本のほとんどの美術館では
日光を中に入れないつくりです。
けれどここは、違いました。
自然のの共生、そとの自然を館内にとりこむかたちで
そしてそこに一緒に絵も存在している。
千住博さんは、
人が自然の側に立つ、ということを
日頃から説いていらっしゃり、
それを設計の思想に取り入れているのだなあと思いました。
イタリアのヴイエンナーレで受賞している作品は
専用のお部屋があり、
本当に滝の前にいるよう。
千住さんの作品は、
そのものが、滝。
そのものが、世界です。
作品の前に立つのではなくて、
そこに世界があって、
中に入るような感覚です。
今回の体験では絵の世界に入って
それぞれ個々がどのように感じるか、
体感があるのか
何を感じるのか。
今回の体験では絵の世界に入って
それぞれ個々がどのように感じるか、
体感があるのか
何を感じるのか。
その世界は、
どこの次元のどこの世界だろう。
聴こえる音、
音の響き方、
音の響き方、
空気の密度、
まわりの明るさ、、、
どうぞ千住さんの作品の前に立って見てください。
銀座の画廊でもいいですが、
一度は、
ここ軽井沢、千住博美術館へどうぞ。