富山市ガラス美術館へ行きたい。 | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

HSP/HSC プロデューサー 皆川公美子です。

 

 

「私の身体でここへ行こう」

 

 

実際の旅の参考に、

または日常から想像の旅への招待状として

お役立ていただければうれしいです。

 

今回ご紹介するのは、『富山市ガラス美術館』

それでは早速・・・Trip time!

 

富山市 ガラス美術館                 

 

富山市はガラスの街

 

都内から新幹線で約2時間。

 

富山県富山市に『富山市ガラス美術館』はあります。

 

富山市は、知る人ぞ知るガラスの街。

昭和60年ごろから「富山市民大学ガラス工芸コース」や「富山ガラス造形研究所」を開設し、街をあげてガラス芸術の振興に力を入れています。

そのため、街を歩いていても、あちこちで気軽にガラスの魅力を感じることができます。

 

(JR富山駅のガラスが張られた床)

 

 

その集大成として2015年8月22日に開館したのが
『富山市ガラス美術館』です。

 

建物そのものが既に美しすぎる!

 

(建物外観)

 

現地に到着して、まず驚くのは、その建物の存在感。

世界的な建築家、隈研吾氏が設計を担当した建物は、

御影石、 ガラス、アルミの異なる素材を組み合わせて作られています。

その姿は、立山連峰を彷彿させます。

 

太陽の光がキラキラと反射する姿がまぶしい!

館内に入る前から、

「この中には、どんな美しいものが隠れているのだろう」 と好奇心を掻き立てられます。

 

美しいのは外観だけではなく、中に入っても圧巻。

 

(建物内観)

 

外観の、どちらかというと近未来的な無機質な印象とはうって変わって、

木のぬくもりを感じる空間が広がります。

 

1階から6階までが吹き抜けになっており、圧倒的な解放感があります。

 

ちなみに、こちら複合施設となっているので、

富山ガラス美術館の他に、図書館やギャラリー、セミナールームなどが併設されています。

 

 

グラスアート界の奇才、チフーリ


美術館の6階、常設展示されているのが、

グラスアート界の奇才、チフーリの作品です。

 

空間芸術として展示されているのは、全部で5作品。

 

 

その作品を見て、まず感じるのは・・・

「え?これ全部ガラスなの?」

 

ガラスと聞いて想像するもの、頭に浮かぶものは、きっと人それぞれでしょう。

それこそ、連想する色からしてバラバラなはず。

透明?青色?薄い水色??
中には、夏に冷たい麦茶を注ぐ、昔ながらのガラスの器を想像する人もいるでしょう。

そんなガラスに対する印象を、

根本からひっくり返してしまうほどの存在感がそこにはあります。

 

色とりどりで、見せる姿もさまざま。
まるでガラスが、踊っているよう・・・。
しなやかに、繊細で、それでいてはっきりと意思を持つ姿に魅了されます。

 

 

日本の飴細工にも少し似た印象を受けます。
お祭りの夜に、じっと目が離せなくなった、飴細工職人の手元。

そんな幼い日のことをちょっぴり思い出してみたり。

そんな風に見ると、なんだか作品全体が可愛らしいキャンディのようにも見えてきました。

 

作品そのものはもちろん、展示されている空間の心地よい緊張感もたまりません。
まさに「空間芸術作品」です。

 

 

  ◆デイル・チフーリ

 

1941年9月20日生まれ。 ワシントン州タコマ出身のガラス彫刻家。
1976年、自動車の事故で左目の視力を失う。

1979年、 更なる事故で肩を脱臼させ、 それ以来ガラス吹きパイプを持つことができず、

細工は職人に依頼。それ以降、自身の役割を

ダンサーではなく振付師、選手ではなく監督、 俳優ではなくディレクター」と表現。

海賊のような黒い眼帯を左目につけ、 現在も精力的な創作活動を続けている。

 

 

 

アクセス                          

 

富山市ガラス美術館

〒930-0062 富山市西町5-1

 

■東京方面から

東京駅==新幹線で約2時間==富山駅
富山駅==南富山駅行き==西町下車 徒歩1分

 

■大阪方面から

大阪駅==特急サンダーバードと新幹線で約3時間==富山駅
富山駅==南富山駅行き==西町下車 徒歩1分

 
(本文中の参考資料など)
富山ガラス美術館ホームページ
http://toyama-glass-art-museum.jp/

 

 

周辺スポット                       

 

◆富岩運河環水公園

水を通した人と人とのつながり、世界とのつながりの原点となることを願って

「環水公園」と名付けられた公園。

富山湾や日本海とのつながり、さらには環日本海への広がりをイメージし、

地球規模の循環を「めぐる水」を用いて表現されています。

 

●ガラス美術館から約2.4km

富山市湊入船町

http://www.kansui-park.jp/

 

 

 

◆富山県水墨美術館

水墨画などの日本の文化を紹介する目的の美術館。

エントランスから展示室へと続く長い回廊の直線の美しさが魅力。

回廊に面する中庭や、茶室もあり、日本の凛とした美しさを堪能することができます。

 

●ガラス美術館から約2.1km

富山市五福777

 

 

 

◆ANAクラウンプラザ富山

富山駅近くのホテル。

市内環状線セントラム「国際会議場前」駅に隣接しており、

富山市内の観光拠点としてピッタリ。

 

富山市大手町2-3

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/5293/5293.html