HSPの働く女性をサポートする皆川公美子です。
今日はHSPというクリエイティブな方たちいおすすめ。
川崎・岡本太郎美術館で年明けまでやっている
『イサム・ノグチと岡本太郎ー越境者たちの日本』のことを
書きます。
『イサム・ノグチと岡本太郎ー越境者たちの日本』に行ってきました。
イサムと太郎さんは、わたしの大大大好きな2大アーティストといっても過言ではありません。
イサム・ノグチは和照明が有名になっちゃったけど
あれはほんの一部の活動で、
抽象的な造形によって「宇宙とは何か、人とは何か」を表現しつづけた方であったと思います。
岡本太郎さんは「芸術は爆発だ〜〜」の名言のとおり
人生において、自らが爆発しつづけることによって
人生の探求をし、その背中を人々に見せた方、と
わたしはとらえています。
この美術展では
生前親交のあった二人をめぐる当時のアーティスト界隈を
多彩な資料で様々な角度から検証していてとってもおもしろかったです。
・二人の交流(イサムが結婚していた山口淑子さん=李紅蘭のおきれいなこと!!)
・芸術の伝統と保存へのふたりのアプローチ
・ジャポニズム・伝統論争
・生活の中の芸術
・日本美との対決
・庭ー空間の彫刻(!!)
とコーナーが別れて作品が置かれていました。
生涯のなかでともに同じテーマに向かっただろうところをうまくキュレーションしてあって興味深い構成でした。
北大路魯山人や谷口吉郎さん(大好きな建築家の谷口吉生さんのお父さん)そして岡本太郎のお父さん(当時は総理大臣より有名だった)が、生活のなかでアートをクリエイトすることを軸に交流していて、人の息吹や
時代の空気をも感じました。
イサムと太郎といえば、
お二人とも宇宙人域の方、っていう認識じゃないですか?(笑)
作品の発想はどこからでてくるわけ?!って不思議に感じるような作品が多いですよね。
特にイサム・ノグチの作品は(香川の庭園美術館で本丸をぜひご覧ください)ざわざわ心の奥底を揺さぶるものばっかり。抽象的な造形というのは心の一番柔らかいところを刺激してくるなあ!ボリューミーな体感を受け取るので、見終わるとけっこうぐったり体力を使い果たしました(≧∇≦)
いろいろなコーナーがあったけど、わたしはアーティストが生活のなかでアートを扱う部門が結構好きです。(箱根彫刻の森美術館のピカソ館もそういう理由で大好き)
イサムノグチのうどん屋さんにある照明(失礼)やスツール、太郎の遊び心いっぱいの椅子さんたちは、生きるなかでの笑いや休息、使い勝手や好みというもっとも人間らしいところを扱う。
思想や立ち位置、業界での立場というものを超えて、
人間の心の食べ物はやっぱりアートなんだよ!って思うのです!
HSPの方たちは、創造性にたけたクリエイティブな方が本当に多いです。
生活のなかで、そういうご自身の本質に刺激を受ける、というのは
人生を幸せ方面にうまくハンドルするのにとても役立つと思います。
ぜひご自身のすきなジャンルを見つけて
体感や刺激をうけるチャンスを設けてくださいね!
@川崎市 岡本太郎美術館
2019年1月14日まで
http://www.taromuseum.jp/
イサム・ノグチのほうもぜひ!
こちらは川崎生田緑地内 岡本太郎美術館
美術館にはレストランがあり、水にあふれた設計となっています。
場内、古民家園まわり。
来場者150万人の記念グッズをいただきました。