食欲の秋がやってきましたね〜!

 

秋は厳しい冬の寒さに備えて、滋養を蓄える季節。

だから、秋にはおいしいものがたくさん実る。

新米も秋刀魚も里芋も、もうすぐ。

 

夏は体内の熱を下げるために水分やカリウムの多い夏野菜や果物を体が必要としますが、

秋から冬にかけては、体力を蓄えるために、でんぷん質(炭水化物)や脂質を体か必要とします。

 

収穫を迎えるお米や、脂ののった青魚、秋鮭、そして、良質な脂質と栄養を豊富に含んだクルミやぎんなんなどの木の実。

どの秋の味覚も、その時期に体に必要なものが自然と詰まっているのです。

 

だから、旬のものは薬。

旬のものを食べておけばまちがいない。

というわけ。

それが一番の健康法です!

 

そして、

女性が大好きな「いも・くり・なんきん」。

 

この3つには、自律神経や女性ホルモンを整えるのに必要なアミノ酸GABAが豊富に詰まっています!

また、さつまいも、かぼちゃ、栗、などのてんぷん質には加熱に強いビタミンCやビタミンEが豊富に含まれているので、

肌荒れ・風邪予防にも「いも・くり・なんきん」は最強。

お腹を整えてくれるオリゴ糖や食物繊維もたっぷりつまっています!

 

日本の秋の味覚、とっても良質な炭水化物ですね。

 

食欲の秋に、あえてダイエットなんて考えるのは、自然な体の摂理に反している行為なのよっ!

 

滋養が必要な時は、しっかり食べて、しっかり休息するのが一番いい。

疲れが溜まっている時は、無理に食べずにしっかり寝るのが一番いい。

 

ただそれだけのシンプルなことなのよ。

 

さて、ビタミンCたっぷりのさつまいもを使ったおやつレシピをひとつ紹介します。

 

絶対に失敗しない大学芋の作り方です。

 

1、フライパンに油大さじ3、砂糖大さじ3、食べやすく切ったさつまいも(大1個分)を入れ、中火にかける。

2、冷たい油からじっくり芋に火を通していく。全体をかき混ぜながら砂糖を絡めるように。

3、さつまいもがカリッとしてきたら完成!

油を切ったら、さつまいもに醤油少々を絡めると、みたらしのようなあまじょっぱい大学芋になります。

 

めちゃくちゃ簡単でしょ?!

油の量は厳密ではなくてOK。

フライパンまたは鍋に油を5mmほど入れればOKです。

砂糖の量も自分好みに変えてくださいね。

 

外はカリッ、中はほくっとしたお芋は、バニラアイスとの相性もバツグンです!

 

大学芋は「芋を揚げる→飴を作る→絡める」という面倒な行程と手間がかかりますが、この作り方はフライパンひとつで一気に飴がけまで完成します!
しかも油も少量で済むので後片付けもラク!

詳しいレシピはこちらから↓↓

 

シンプルな材料で作れる王道バニラアイスの作り方はこちらを参考にしてね。↓↓

低糖質なのに王道バニラの味。栄養アイス。リンクmori-kumiko.com

 

さつまいも以外に、栗で作ってもすごく美味しい!

大学栗です! 

生栗の皮をむいたら、あとは大学芋の作り方と同じ。

油を切ったら塩をパラパラふってね。

 

砂糖はきび砂糖、てんさい糖、メープルシロップ、どんな甘味料を使ってもOKですよ。

(ただし、ハチミツは粘りがあるので不向き。)

 

大学芋に合うおすすめの油は、太白ごま油や米油。

米油はクセがなく、とってもあっさり。

素材のコクと甘みも引き出してくれます!

 

太白ごま油は、焙煎をしていない胡麻を圧搾した油なので、ごま独特の風味はない無味・無臭の油です。↓

加熱に強く、揚げ上がると良い香りとコクがでるので、天ぷら料理屋さんなどでは太白ごま油を使いますね。

 

揚げ物だけでなく、マフィンやシフォンケーキなどのお菓子作りにも使えます。

ごま油には抗酸化ビタミンのビタミンEやセサミンが豊富に含まれているので、お菓子や揚げ物の酸化もゆるやかになります。

大学芋で余った油は、砂糖が沈殿していない上澄の部分だけをすくえば、炒め物などの料理に使いまわせるので、

捨てずに活用してね!

 

じぶんの目でみて、つくるおやつは、おいしい、しあわせ。