去年の冬に仕込んだかりんエキスがいい感じになってきました。
これから乾燥で喉がイガイガしてくる季節だから、そろそろかりん生姜湯を楽しもうかな。
(子供たちもこれ大好き。生姜は抜きで。)
 

レモンや柚のはちみつ漬けも仕込んでいます。

生姜のスライスと一緒に「はちみつ漬け」にして、ホットレモネードに。

 

生はちみつの殺菌・抗菌効果もプラスされて風邪予防に最適!

 

生の生姜は体を冷やすけど、加熱した生姜や乾燥生姜は体を温める働きがあるんですよ。
(生姜は夏と冬で漢方的使い方が違うというわけです。)
 
生姜の特性については以前、料理教室でもお話しました。
 
生姜をスライスして、ベランダに干しておくだけ。

 

これとシナモン、くず粉、なつめがあれば、即席の漢方薬「葛根湯」の出来上がりです!
風邪のひき始めにお湯で割って一気に飲み干せば、翌日にはからだすっきり。
 
ちなみに柑橘類の皮にも同じく血行を良くして体を温める働きがあります。
しかも柑橘類は実や果汁の方よりも、皮の方にこそビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれています!
それに白い筋の部分にもポリフェノールやペクチンが豊富に含まれています。

(だからミカンやはっさくの白い筋は、むかないで食べる派。
みかん食べながらそのまま皮も食べちゃう時もあるよww ←ただズボラなだけ?)
ちなみにバナナの白い筋にもポリフェノールが豊富です。
 
あとね、みかんやレモンは皮も食べられるんだよ~。
みかんの皮をベランダで1日カラカラになるまで干せば、漢方薬の「陳皮」の出来上がり!
 
「陳皮」は血行を良くし、体を温め、腎機能を正常にする漢方薬です。
保湿・美肌効果もあるので、お風呂に入れると美容にも冷え性改善にもよし!
陳皮と唐辛子・ゴマ・山椒などと一緒にミルにかけるだけで、最高に美味しい自家製の七味ができますよ。
(七味は血行を良くし、胃腸を元気にする漢方薬なんだよ〜。)

乾燥させたみかんや柚子やレモンやりんごの皮は、
ハチミツ生姜湯に入れて飲むとすごく美味しい。
薬効がかなり高そう♪
 

ぽんかんやいよかんの皮は、すりおろしてサラダにかけたり、

ピールにしたり、マーマレードジャムにしています。

↑細切りにした皮は3回ゆでこぼしてからココナッツシュガーと果汁を加えて煮る。

(これでアクが抜けて、苦くない。)

 
あと、私はノーワックスのレモンやいよかんの皮は、いつもすりおろしてサラダにかけています。
柑橘のすりおろしと果汁、塩、オリーブオイル、それだけでサラダはめちゃくちゃ美味しい。
市販のドレッシングなんていらない♪
 
ソテーや揚げ物にレモンや夏ミカンのすりおろしをかければ、酸化した油を還元してくれるよ。
だから抗酸化力抜群のレモンのすりおろしさえあれば、揚げ物のAGEsなんて気にしない♪
 
炒め物にも柑橘の皮はとってもよく合う。
 
栄養をまるごといただく生活、食べ物をムダにしないことこそが、予防医学につながるわけです。
 
りんごや柿の皮なんてなんて抗酸化力の爆弾!爆  笑

皮のほうにポリフェノールが含まれていますから、皮と種を水と一緒に発酵させて「酵母液」を作っておけば、栄養を捨てることなし。

(左はぶどうの皮の酵母液、右はりんごと梨の皮の酵母液。)

 

大根やにんじんやカブやじゃがいもや皮はむかずにそのままたわしで洗うだけで使った方が、あまみやうまみがたっぷり!
(ごぼうは絶対皮をむいたらいかんよ!栄養は皮のほうにたっぷり!)
そしてゴミの処理がめっちゃラク爆  笑
なので、我が家は生ごみがほとんど出ません(笑)
 
ポリフェノールやβカロチン含有量は、実よりも皮やワタやさやのほうが何倍以上も多いんです。
みなさんしっかり栄養摂取してますか?
 
野菜や生姜の皮、ネギの青い部分、ほうれん草や小松菜やパクチーの根元、パセリの茎、キャベツや白菜の芯や、とうもろこしの芯、玉ねぎの皮など、食べられない根っこや芯や皮は、水から煮出してベジブロス(野菜だし)にすれば、コンソメや顆粒スープの素なんか買わなくていいくらい美味しい出汁がとれるし、それこそが栄養の詰まったサプリスープなのです!
 
ベジブロスの作り方は簡単!
分量や細かい決まりなどは一切なし!
くず野菜を集めておいて、たっぷりの水から一煮立ちさせて、
あとは10〜20分ぐらい火を通したら火を止めるだけ!
冷めたらザルで濾す。
おわり。
特別な決まりもしばりも一切ありません!
神経質にならずに、料理は柔軟な頭で考えましょ。
 
特に玉ねぎの皮には解毒成分のケルセチンが超豊富なので、血液をサラサラにしてくれますよ!
 
野菜の農薬が気になるときは、私はいつも「ベジセーフ」で農薬を落としてから使っています。
>>化学物質不使用 野菜あらいのお水『ベジセーフ』

 

これで洗うと皮がキュキュッとして、しっかり農薬が落とせてる感じが実感できるので、毎日の台所仕事がストレスフリー♪

 
ベジセーフは添加物一切不使用!
99.9%の純水と、0.1% のカリウム(ミネラル)のみでできている還元型イオン水だから、口に入っても安心安全♪
浸け置き不要、スプレーして洗い流すだけなので、とっても時短&便利。

 

もうね、この「野菜洗い」は、お料理をする全てのママ・パパ・若者たちにおすすめしたい!↓↓

 

重曹やホタテ粉洗いは研磨剤の作用があるので、果物の表面を傷めてしまうだけでなく、食器なども傷めしまいますが、
ベジセーフは研磨剤ではなく、アルカリイオンの力だけで農薬を落とすので、いちごやぶどうなどの柔らかい果物を洗っても傷まない♪
そういえば、ついこないだも国産のいちごから基準値超えの農薬が検出されたというニュースがありました。↓

 

(↑これ、輸出用のいちごだから検査して基準値オーバーが分かったけど、日本のスーパーに並ぶいちごは検査すらしないで店頭に並びますからね…。慣行栽培のイチゴには最低40回の農薬が撒かれるそうです。)

だからベジセーフは私のキッチンには欠かせないない存在。

>>化学物質不使用 野菜あらいのお水『ベジセーフ』

 

野菜の鮮度保持効果もあるので、りんごやアボカドの切り口にシュッシュするだけで酸化・変色を抑えてくれます。

 

もやしも、水で洗うより汚れが落ちて、何日もシャキシャキが長持ちするし、へたりやすいほうれん草などの葉野菜もおすすめ!

 

ベジセーフで洗ってから野菜室に入れておくと、1週間はシャキッとしたまま。↓
(アクやえぐみも取ってくれるよニコニコ

 

お米を研ぐ時にシュッシュすると、米表面の酸化した糠も還元パワーでキレイにとってくれるので、ご飯がつやっつや、めちゃくちゃ美味しくなります!↓

 

また、トマトやナスなどの「表面がつるつるした野菜」は展着剤(農薬のつきを良くする薬剤)の使用量が多いんです…。
野菜洗いで洗うと、それがすごくよく分かります。
 

洗ってみるとこんなに・・。

(これ、有機JASと書いてあるトマトでも結果は同じでした。有機といっても有機農薬は使うもんね・・。)

 

今まで水洗いだけで食べていたのが恐ろしくなるー。

ちなみに、実家の庭で育てている無農薬トマトからは黄色い液体は出ません。↓

(この画像を見せると必ず「これはただトマトの色素がアルカリで落ちているだけなのでは?」と言う人がいますが、いや、実際、このトマトにもう一回ベジセーフをスプレーしても、黄色い液体は出てこないのです。)

 

実は、重曹やホタテ粉で農薬が落ちるというエビデンスデータはどこを探してもありません。

(それにホタテ粉のHPには「農薬は落ちません」との注釈が記載されているメーカーもあります。)

 

汚れやワックス等の油は浮いてきますが、水にどんな農薬成分が含まれていて、洗った後の残留農薬の数値はどうなったのかまでを載せていない。

 

でもベジセーフはどんな農薬が落ちたのかエビデンスをとっています。

だから私はベジセーフ派。↓↓

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わが家はこのベジセーフ1本でかなりの経済効果を生んでいます♪

 

私の母が子供の頃は、まだゴミ収集車自体がなかったから、

野菜は皮まで根っこまで食べて、ゴミはほとんど出なかったそうです!

今は賞味期限が1日でも過ぎたら「廃棄物」扱い。

世界中に食品廃棄物が溢れています。

 

賞味期限が1日切れたらもうそれは食べ物ではないの?

それを食べられる・食べられないと決めているのは誰でもなく、自分。

賞味期限は消費期限とは違うし、賞味期限が数週間切れたって、それは食べ物。

ぜんぜん、食べられますよぐすん

 

世界の半分以上が食糧難で困っている現代で、食べ物を無駄にしている日本…。

 

飽食・食品ロスは増えるのに、皮ごと・根ごと食べないから栄養価は下がる一方…。

 

実はベジセーフは、子供の栄養不足や食品ロス問題を解決すべく「栄養まるごとプロジェクト」を発足して活動しているんです。

学校給食で皮ごと給食を実施して栄養価アップ食品ロスの意識づけをしているんですって。

 

べジセーフが導入されている学校給食は、子供も親も本当に安心できるよねおねがい

 

スーパーフードをたくさん買うことがオーガニックではない。
オーガニックカフェに行くことがオーガニックではない。
食べ物を一物全体で考えること。
ムダを出さない世界の循環を考えること、
栄養を余すことなくありがたくいただくことがオーガニックだと私は思います。