東京・仙台で公演し、わたくしくみちゃんも出演させていただき、大好評を博しました、
荒馬の旅公演 「砂漠のトンネル」
その荒馬の旅主宰の田村義明が、無謀なことを企て、窮地に陥っている。
その名も
荒馬祭
らばさい
「チクショーこんな不穏な世の中だからこそピリピリしてるアジアだからこそ先の見えない国だからこそ喧噪の都市だからこそ何が起こるかわからない街だからこそチクショー夜空に浮かぶ月は美しいのだからどこの国にも挨拶と優しさはあるのだから子供の笑顔にはたまらない魅力があるのだから恋人達には未来を感じるのだからだからだからこそ今をそしてチョット先を感じさせるコノ大阪の二劇団と出会ってほしい。
「Plant M」と「匿名劇団」、真逆のスタイルの二本立て、休憩挟んで約二時間四十五分!今だからこそ立ち会ってくれ!」
〜チラシのタムラの言葉より〜
溢れちゃってますね。
タムラのどうしようもなく、
今この芝居をアナタに届けなければならないんだ、
という気持ちが。
「Plant M」
そして
「匿名劇壇」
という、大阪の劇団。
この2つの劇団の一挙二本立てを東京と仙台で。
無謀だ。
無謀すぎる。
だが、荒馬は走り出してしまったらもう止まれない。
どんなに雨風が殴り付けようが
どんなに槍や鉄砲が飛んでこようが
どんなに借金にまみれようが
ずっと独身でコンビニのご飯を1人で食べ続けていようが
そのためにどんなにオナラが臭くなっても(想像です)
荒馬は走り続ける。
もはやこれは事件です。
かっこいいぞ。
タムラヨシアキ。
わたくしくみちゃん、
僭越ながらチラシに「迎える言葉」を書かせていただきました。
迎える言葉
「祭りだ、祭り!あらぶる馬の祭り!
熱い暑い男、タムラヨシアキが祭りを企んでいる。
日々の仕事に追われ、時間に追われ、借金取りに追われ、それでも祭りを。
あらぶる馬は、己れのハートが欲するままに走り続けている。
切なくも激しい、汗と愛にまみれた人生の祭りを夢見ながら。
涼しい風の吹く十月、男タムラの夢が花開く夜が、楽しみでならない。」
どんなに借金にまみれ、どんなにオナラが臭くても(想像です)、
タムラが刮目するこの二つの劇団の面白さには、何の影響もない。
匿名劇壇
「戸惑えよ」
作・演出 熊谷圭祐
〜何も感じない男が一人。
どうやら感情を失ったらしい。
彼は何も感じない。
道端でガムを踏んづけた時も、
道端で千円を拾った時も、
宇宙人が攻めてきた昨日も、
遠い惑星に恋人が連れ去られた今日も。
そして多分、
助けてと叫ぶ声が火星から聞こえる明日も、
彼は何も感じない。
これはそんな彼を叱責する物語。
何かを感じろ感じろと、
世界が脅迫する物語。
たった一人の女の子が、
「何も感じなくたっていいじゃないか」
と主張するまでは。〜
Plant M
「君ヲ泣ク」
作・演出 樋口ミユ
〜近い未来、いずれ日本は戦争に突入するだろう。
きっと男たちは再び武器を持つだろう。
誰が作ったとも分からない時代に流される大衆は犠牲者なのだろうか。
それとも、その時代を創るそのものなのだろうか。
三人姉妹とその弟の物語。
近い未來には、きっとどこにでもある物語。
「雨あられのように飛び交う砲弾の中、ピクニックしようかって女たちが世界中にいるってことか?」〜
チクショー、めちゃくちゃ面白そうじゃないか!
これは見なければならない。
荒馬祭 らばさい
東京公演
花まる学習会王子小劇場(旧王子小劇場)
10/8 (土) 19:00
10/9 (日) 13:00 18:00
10/10 (月・祝) 14:00
前売り 3,000円
当日 3,500円
高校生以下 1,500円
仙台公演
パトナシアター(宮城野文化センター)
10/13 (木) 19:00 料金2,500円
10/14 (金) 14:00 料金2,000円(平日マチネ割引)
高校生以下 1,500円
皆々様。
ぜひぜひ、ご来場くださいますよう。
一緒に、この時代の事件を目撃しましょう。
チケットお申し込みは、わたくしくみちゃんも受け付けております。
kumityangogo@gmail.com