信じたい、私の想い | 真理のパフォマー 女優セラピストヒーラー くみちゃんのレッツらゴー。
昨日のブログに書いた、天使のおじいさんの出来事。


あの時、ももすけは小学6年生。
学校に行って、おじいさんのことをみんなに話したところ、
みんなが

「ももの母ちゃんすげえ!!」

って言ったという。



なにがすごいの?

と聞いたら、


「うちだったら絶対家に入れない!」

「すぐに警察を呼ぶ」

と、みんな言ったという。



だってさ、下着で革靴履いて、毛布持ってたんだよ。
明らかにちょっと呆けてるおじいさんが、迷子になっちゃった、
って一目瞭然だよ?

「でも、人を騙す人は、そういうフリをしてやってくるんだよ。
もし、強盗とかだったらどうするの!!」

って、言われたという。


そうか。。。

そうかもしれないね。

と、みんなしっかりしてる!
と感心しつつ、





淋しかった。





だって、
もしもうちのお父さんがまだ生きてて、
もしか呆けてちゃって、
雨の朝に下着で迷子になっちゃって、

自分の家だと思って入ったおうちで、
泥棒扱いされて、
警察に突き出されたら。


考えただけで、涙が出そうだった。


ことを、思い出した。


この記事を、読んだから。



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たしかに、この世の中には悪い人もいるだろう。

そのせいで、悲しい思いをした人、
取り返しのつかない経験をした人、
も、たくさんいらっしゃると思う。
とても、とても、悲しいこと。






を、承知で、

私は考えます。



もし、4年前のあの日、
おじいさんが勝手に玄関に入ってきた時、
私が大騒ぎをして、
警察を呼んだり、おじいさんを無理矢理追い出したりしていたら。



きっと、おじいさんは、
暴れたり、大きな声を出したり、
していたかもしれない。



天使じゃ、なくなっていたかもしれない。




私はやっぱり、
またおじいさんがうちに来たら、
上がってもらって、
温かい飲み物を、出したい。




佐々木久美子の次の舞台
11月13日 日曜日
中本誠司現代美術館にて


佐々木久美子のセッション