心の目で見よう | 真理のパフォマー 女優セラピストヒーラー くみちゃんのレッツらゴー。
盲目のフルーティスト  馬場元子さんと
でご一緒してから


私たちは、何を見ているんだろう、

って考えることが多くなりました。


目が見えているけれど、
それって本当に見ているのか?


星の王子さま
の中に

「大切なものは目に見えない」

という言葉があるけれど



私、本当はよく見てない、
というか


自分の見たいものしか見てないんじゃないだろうか。


耳も聞こえているけれど、


自分の聞きたいことしか聞いてないんじゃないだろうか。



目に見えること
耳に聞こえること
(見える、聞こえると思っていること)
に、頼りすぎ

惑わされていないだろうか。



元子さんと一緒にいて、
元子さんほんとは目見えてるよね?

ということがたくさんあった。

階段を駆け下りたり、
ぶつかりそうな所を寸前でよけたり。


ヘルパーの元子さんも言っていたけど、
盲目の方たちは、ものすごく感覚が鋭くて、
後ろから車が来ることを教えてくれたり、
スーパーで目的の売り場を通り過ぎたことを教えてくれたりするんだって。




私が高校生の頃、よくラジオを聴いていた。

その中で、ものすごく心に残っているCMがある。

寺山修司の語りの、
目の見えない子どもたちに、色をどんな風に感じているのか聞いてみた、
というCM。

たった1度しか聞けなかったけれど、今でも寺山修司の語り口調とともに鮮烈に覚えている。


探してみたら、あったよーーーー!!!
素晴らしいな、インターネット。




ラジオCM「ソニーカセットテープ/色と音」 
(1984年 出演:寺山修司) 

[以下、CMの内容]        


みなさんこんばんわ、寺山修司です。          
ぼくたちはいろんな色を見ることができるわけですが、目の見えない子供たちは色をどんなふうに感じてるのか。 

きのう文京盲学校の生徒さんたちと会って話したわけです。 
すると目の見えない子供たちは、色を音であらわすんだと答えてくれました。 

それで白ってどんな音かって聞くと、こんな音だって答えてくれました。 
「ボーッボーッ」 (汽笛) 

金色はって聞くと、金色はこんな音でした。 
「カンカンカン」 (鍋) 
鍋をたたく音なんだそうですね。 

それで非常に金色に似た色ですけど、お月さんはどんな音してるって聞くと 
ドロドロの油の中に石を投げこむ音だって答えてくれました。 

で、ぼくはますます興味をもって、鏡はどんな色をしているのかなって聞いてみました。 
すると目の見えない子供たちは、絹糸の切れる音だって答えてくれました。 
「プツン」 (絹糸) 

もし人生がバラ色だとしたら、それは目の見えない子供たちにとってどんな音であらわすのか。 
ぼくはまぁ、考えこんでしまったわけです。 

ぼくたちは、いい音が大好きです。 





ねっ❤️ 
素敵でしょうーーー!!!



心の目で、見よう。

感じよう。

全てを、愛の目で見て、

愛の耳で聞いている。


これから、そうできている、

って決めよう。



そういえば、元子さんのご主人も全盲なんだけど、
お会いした時に私の手をしばらく握って離さなかったんだよー❤️

きっと、心の目で見て、

私の美しさが分かったに違いない。










違いないってば!!!!!



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佐々木久美子のセッション