山元町の林檎。
もう、大好き〜〜〜❤️
今年の林檎はすごーく大きくて、蜜もたっぷりーー✨
甘くて美味しいよーーっ❤️
高速道路で行ったんだけど、
亘理のあたりから
「津波時 避難者に注意」
っていう標識が度々出て来ました。
山元町も亘理も、東日本大地震で甚大な津波の被害があったところ。
高さのある高速東部道路を境に、
津波の被害ははっきりと別れたのです。
2011年3月11日、
私は山元町のお友だちのジュンちゃんのお宅でヨガ教室をやっていました。
(そう、あの頃はヨガ講師だったの！！)
あの日の朝、前の日とは明らかに空気感というか、
波動が全く変わっていて、
私はすごくワクワクして山元町に向かったのでした。
ヨガの瞑想で、
1人1人から光の柱が建ち
山元町から世界に光を発信する、
という
光の瞑想をしました。
そしてみんなでお昼を食べて、
ワイワイとお茶を飲んでいた時に、
地震が発生しました。
立っていられないほどの揺れが何度も起きた。
揺れが来る3秒くらい前には、
不気味な地鳴りが鳴り響くので、
また揺れるな、
ってわかるけど
どうすることもできない。
みんなが、すがるような目で私を見て
「くみちゃん！！」
って言うけど、
どうすることもできない。
何度目かの揺れのあと、ちょっと落ち着いたので、テレビをつけてみた。
ついたの！！！
「3時ちょうどに10mの津波が、仙台新港に到達予定、直ちに避難してください」
って言ってる。
10mって？？？
10mって、どういうこと？
時計を見たら、ちょうど3時だった。
テレビは鮎川港に切り替わった。
「あっ！ここ、私の両親が働いてるの。
でもきっと避難したから、絶対大丈夫。」
ってヨーコちゃんが言った。
テレビには、山元町に津波が来るとは、出ていなかった。
そこでテレビはプツンと切れた。
ジュンちゃんのご主人が慌てて帰って来た。
町の消防団員なんだよ。
「大変なことになる」
って言って、子どもたちを学校や幼稚園に迎えに行った。
みんなも、子どもたちを迎えに、
私は車で仙台に。
帰り際、みんなとハグして別れた。
「気をつけてね」
以外、みんな何も言えなかった。
あのあと、
津波が来ておうちが全部流された人、
車で逃げる途中後ろから津波に追いかけられた人、
家で頭まで波をかぶった人、
それぞれが大変なことになったけど、
幸い、誰一人命を落とさず
家族もみんな無事で
あの時から全く人生が変わった。
誰一人として、震災前と同じ暮らしをしている人はいないし、
何よりも
意識が変化した。
当たり前の明日はない、ということを知ってる。
人は一人では生きていけない、ということを知ってる。
「祈り」がどれほどの力を持っているのか知ってる。
自分は、「生かされている」存在だということを知ってる。
でもね、忘れちゃうんだよーーーーー
毎日の生活にほだされて
あの時の感謝を
毎日が奇跡だということを
愛する人に愛してると言える喜びを
生かしあい
生かされているのだということを
愛し愛されているだということを
今日の私の笑顔は
たくさんの人の涙と後悔と悲しみの
その後ろに続いていて
みんなで、その涙で虹をかけるように
これからもみんなで精一杯の
今
を創り続けているのだということを
改めて感謝溢れる日となりました。
今日の山元町の海
今日の山元町の空
ありがとう✨
ありがとうございます✨
私は今日も
愛と喜びと感謝で生きています❤️
佐々木久美子のセッション