ルーブル美術館展
「ルーヴル美術館展 愛を描く」が国立新美術館(東京・六本木)で3月1日(水)から6月12日(月)まで開催されていて、気になっていたわけです。
もう愛どころか恋も遠ざかってるし…
「愛」と一口に言っても、純愛…性愛、恋愛、親子愛、信仰心など、無数にあるんだろうなぁと、それが見れるならと…
とっても愛が足りてないのか、とにかく気になって仕方なかった。
昔から天使とか好きだし、親からも「あなたは昔から天使とか妖精の絵をずっと見てるよね」と言われてます。
最近、現代美術ばかり見ていた気がするし、せっかく好きな絵が来ているならと思っていきました。
全ての解説を読み、ひとつひとつをゆっくり観たのはいつ振りだろうなぁ。
癒やされる作品もあれば、なんか悲しくなる作品もあるし、共感する作品も。
いちばん見たかった作品は、フランソワ・ブーシェの【アモルの標的】
ボクあんまりハッキリ意識してなかったんだけど、天使👼と思っていたのはキューピットで天使ではなく神様だった。
勉強になりました!
ところで、いつからハート♥ってあったんだろ。
ハートは、きっと心臓からよね。
ハートが恋愛に使われたのはいつからだろう…気になる。
次に見惚れてしまったのは、フランソワ・ジラールの【アモルとプシュケ】
ただただ美しいなぁと見続けてしまった。
当時は何を見て何を想像して、この絵を描いたんだろう…
次は、フラゴナールの【かんぬき】
これ、26年振りに日本に来たんだよね。
もちろん初めて知ったし見たんだけれど男性の後ろ姿の強さw
今夜は返さないよ!的なね。
女性は「あぁ、そんな強引な…」
と、勝手に想像していたんだけれどあながち間違いではないらしく、テーブルのリンゴ🍎は、アダムとイブの禁断の果実を意識したんじゃないかとか、左側の倒れた壷は処女喪失を意味するんじゃないかとか…いろんな見方があるみたい。
リオネッロ・スパーダ【放蕩息子の帰宅】は、えっ、イケメンwww
これだけの理由でずっと見ていられたw
ポストカード欲しかったくらい。
ニコラ・ランクレ【鳥籠】
上流階級の2人が田舎の人たちの服装で、デートを楽しんでるって感じかな。
ここでも知らなかったけれど、当時は鳥籠は愛の象徴だったみたい。
私はあなたのトリコってことかな。
そうそう、フラゴナールだったかな。
ひらがなで【ぶらんこ】って絵があって気になった。
なんで、ひらがな?
絵の雰囲気は、アハハハハハって感じ。
このルーブル美術館展で、アモルの次に気になったのは犬。
犬がやたら描かれてる…
犬は「貞節」を象徴するんだって、犬が吠えてるってことは…やっぱりアハハハハハって絵なんだな…きっとw
この絵、アナ雪にもなかった?
あるよね…なんでだろ。
今まで、こんな風に絵画を見た事なかったんだけどね。
一通り見てからまた入口に戻って好きな絵だけを繰り返し見て帰りました。
美術館ってなかなか一人で行きたくなくて…誰かと行ってたんだけど、これは一人でよかったなぁ。