お堅いタイトルですが(笑)

先日、日本初のプレーリーダーの「天野秀昭さん」の講演会を聞きに行きました。

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彼の言う「遊育」こそ、子どもの(大人もかな)命の尊厳に関わることだと本当に思います。長年の現場経験に基づき、多岐にわたる角度から「遊ぶ」ことについて語ってくださいました。

 

・「わたし」が育つ基本は「遊び」から

子どもたちは大人の価値観で用意された環境で遊ぶのではなく、

「やりたい!!」をベースに、動き、経験したい。その機会を奪われていくと「わたし」が育たない。

 

「危ない」「ダメ」と言われて育つと(そもそも子どもは危険で汚いものが好き(笑))、やりたいという意欲を感じないようになってくる。

 

・「わたし」でいれる時間がどんどん減っている。

自分の意志で、情動を伴う経験をできたかどうかは、自分の土台作りに関わること

一日の大半が、大人の作ったシステム※に「あななたちのためよ」と入れられて、わたしの時間がない子たちは、自分の快不快を感じることもなく、不感症になって育つ。

※学校、習い事、、、などなど。子どもは本当に時間がないアセアセ

 

遊びを通して、脳科学的にも免疫系的にも、自律神経系的にも身体を育てている。

幼児期から、せめて小学校時代くらいまでどれだけ遊んだかが、子どもの身体にも心にも影響してくる。

 

そして、何より涙が出てしまったのは、プレーパークに来ている、中学生や高校生の言葉。

「人生でこんなにおもしろいところ、初めて経験した」

「初めて生きていると感じた。これまでは、生きながら生きていなかった。」

「生きてていいと思える場所に出逢った」

 

子どもたちの魂からの訴えが、ここに集約されていました。

こんな言葉を、たった10年ほどしか生きていない彼らにさせてしまったのは誰?

親だけに責任を問うのは違うし、社会状況を嘆くもの違う。

 

この記事を読まれている大人の方も、「遊ぶ」という土台づくりをしてきたかは、個人差がかなりあると思います。プレーパークは、地域づくりの要素も大きく、全国各地で広がっている活動です。天野さんはそれを日本に取り入れて、日本初の有給プレーリーダーとして活動をされてきました。子どもだった自分を忘れず大人になっている方の目は、本当に魅力的でキラキラ

終始感動しぱなしの内容でした。

 

話は逸れましたが・・・・

もりねっこでも、子どもだった自分の「わたしの時間」を守られなかった大人たちもひっくるめて、遊んだり、感じたり、「したい」を大切にできたり。。。そういう場所を目指しています。

 

小さい人も、大きい人もどちらも、命の尊厳を自然の中で感じながらの活動を大切にしていますイエローハーツラブラブラブラブ

 

4月からの参加、体験受付中。

kurashinari★gmail.com(★を@に変えて)