ハロン湾からハノイに戻ると、
今回の日本からの同行者の皆さんは、
ワタシだけ置き去りにしてとっとと帰国。
 
 
その日、やるべきことを済ませて、
雨の中、一人でホテルの裏通りを散策してみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
あらら〜、日本だけじゃないんですね。
 
爆竹を鳴らしながら、
大騒ぎで通り過ぎる暴走族?
 
こういうのは、夜中も目覚めるほど大音量で
2000人はいるだろう?っていうくらい集団が大きく、
ホテルの窓からも通り過ぎるのが見えました。
 

 
床屋さんは露天や道端でやってる所も結構多い。
 
 
 
 
 
 
 
 
路地を曲がると古い商店街。
 
 
 
 
 
 
 
 
名前も知らない色とりどりの果物。
 
 
 
 
 
 
 
 
慣れていないからびっくりするけど、
ワタシ達はどれだけの鶏を食べて生きてるか
しれない。
 
複雑な気持ちになりながら、
先を進むと・・・
 
※ここからは、残酷な画像になります。
 
 
 
 
 
犬歯をむいた口元に、
それが犬であることがすぐに分かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
ローストされたのか、
露店のおばさんが、勢いよくナタを
振り下ろしぶった斬っていく。
 
ワタシと目が合ったおばさんは、
恐ろしい目つきで追い払う仕草をする。
 
写真なんて撮るな、ということだろう。
 
 
呆然としたまま、ふらふら先を歩いていくと・・・
 
 
 
ぴょこ、ぴょこ、ぴょこ。
 
外で煮込み料理をする人に、
何がちょうだい、とおねだりする子犬。
 
 
 
 
 
犬の放し飼いが多いベトナム。
 
この子も飼われてはいる様子。
 
ペットとして可愛がる人がいる一方で、
屠ることも厭わない人もいる。
 
殺された犬の歯茎がひん剥いていたのは、
苦しみのせいじゃないだろうか?
 
あれからずっと、頭を離れない。
 
 
後で調べてみると、
ベトナムでは犬を食べる文化が残っているらしく、
当局は体裁上禁止しているけれど、今もこうして
闇で売られているようだ。
 
食べるものなんて、いくらでもあるのに、
わざわざ知能の高いイルカや鯨を惨殺して
食したり、いつまでも犬や猫の殺処分を続けてる

日本人がいうのも、おかしな話だけど、

これは本当に可哀そう過ぎる。

 

この文化は、是非当局に取り締まってもらいたい。