年末年始、実家に帰省していました。

 

12月30日 富山湾、雨晴海岸より立山連峰をのぞむ。

 

天候によって、いつも山並みが見えるとは限らないとのこと。

 

二日後、この海岸にも津波がやってくるとは夢にも思わず。

 

 

 

その脇を時々電車が通るので、

風景を撮る人と、撮り鉄の皆さんが大勢

いらっしゃいました。

 

このままのんびりと年末年始を迎えるはずが、

元旦に一変。

実家の居間にいたのですが、突風でもあったのかな?

と言う感じの短い前震のあと、小刻みだけど大きな

揺れが・・・。

 

あ~家が壊れるかも、という怖さより、

志賀原発のことが一番に頭をよぎりました。

 

本震のあとの余震を感じながら、ニュースを見ていると、

変圧器付近で爆発?とか、冷却水が溢れ出したとか、

生きた心地がしません。

 

東京に猫達を残し、ペットシッターさんにお願い

しているので、長居することは出来ず、

昨日実家をあとにしてきましたが、

被害の全容が分かってくると、人的被害はもちろん、

また弱者である動物達が、被災現場でケガをしたり

食べるものもなく、寒い外で震えているのが

容易に想像できてしまい、何も出来ない自分が

歯痒いです。

 

そういえば、12月30日、

東京から実家に向かう北陸自動車道を運転しながら、

これまで余り気にして見たことのない能登半島が

富山湾越しにくっきりと見えて、「あれ、こんな所から

能登半島見えたっけ?」と言葉にして同乗していた

子どもに伝えたのを思い出しました。

その色合いが、修正された色合いみたいに不自然で

奇妙な感じがしたからです。

別に霊感とかありませんから予兆ではなく、

ただの偶然でしょうが。