岩手県盛岡市 癒し部屋りむーん
愛のスパルタセラピスト スゥです。
あの場所に還ろう…。その1
に、続きます。
吉原神社の次に向かったのは
吉原弁財天
石碑に赤い文字が彫られているのが
遊女の象徴なのか…。
この吉原弁財天の地は 昔 湿地帯で
池があり
関東大震災のとき
『遊女を逃がすな！！』と 吉原大門が閉められ
逃げ遅れた遊女たちが この地にあった池に飛び込み
多くの溺死者を出したそうです。
無念の死を遂げた遊女たちの魂を弔うために 観音さまが建てられたのですが
観音さまというと 慈愛のお顔の観音さまが一般的。
でも、
吉原観音は それはそれは
『悲しく 切ないお顔』です。
私、もう吉原観音を実際に見たときに
もう撮影できなくて
(この画像は お借りしました。)
【花吉原名残碑】
があったり
小さな池があり
鮮やかな錦鯉が泳いでます。
こんな色鮮やかな衣装を身に纏い
花魁道中が行われていたのかな…。
またまた色鮮やかな こちらの祠には
裸弁財天が祀られています。
こちらの壁画は 美大 芸大の学生さんたちが描いたそうです。
さすがに この中の弁財天さまは撮影できず…
と、いうか
池の錦鯉を撮影したあと
もうカメラが作動しなくなった、っていう。
でも
この中の裸弁財天さまは
とても純粋無垢なお顔。
『遊女』として売られてきたのは 年端もいかない幼児もいたというし。
そんな女の子の純真な表情を表したのかな。
ここ 吉原弁財天は
ネットで見ると
『女性のパワースポット』
と 書かれていることもあるけど。
はっきり言いますが
遊び半分や パワースポットとして行く場所じゃないです。
もしも行くなら
悲哀の遊女を弔う気持ちで。
この一角には 艶やかな花魁道中の写真があったり 歴史を物語る碑も建立されていますが
関東大震災で折り重なるように倒れている遊女の写真や
遊女達が身籠って この世の光を見ることができなかった水子の供養塔もあります。
なので
もう 『本当に弔いの気持ち』がある方だけ行ったほうが良いです。
なぜ 私が この吉原弁財天にも行かなくてはならなかったのか、は…
また次に…。
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