音声収録だけの日々だと自分の時間をたんまり持てる、のが、素敵なところのひとつ。
舞台2作品同時進行を終えてヘトヘトしたわたしに見かねてマネージャーさんたちがゆったりとスケジュールを組んでくれた。
こういう時、迷惑かけたなあと少し不安になりつつもありがたいなあと素直に感じられるようになったことは、歳を重ねた利点だと思う。



感謝が尽きない日々です。



音声収録のおしごとも今は終わりと始まりが入り乱れている時期だけど、それも昔よりも素直に受け取れるようになっているんだと思う。
大人になりたくないなぁと思う時期もあったけれど、歳を重ねて良くなることもたんまりある。
少し心身にゆとりを持って仕事できているので《新しい何か》との出会いにも貪欲になっていける。伝統芸能の世界を覗いてみたり、手当たり次第に演劇をみて、サーカスをみて、花火を見て、映画を観て、、、小説をやめてエッセイや対談原稿を読んでみたり。
もちろん音楽のちからも継続して実感中。ミュージカル、オペラ、ポップス、ジャズなど選り好みせず体験中。練習中。ミュージカル楽曲との向き合い方についても少し角度が変わったりして楽しいけど、それと同時に「簡単に、とか、楽に、とかは、そう見えてるだけで、実際はエネルギッシュなんだなあ」と改めて実感中。
今は早見沙織さんが教えてくれた日本のバンドの新しいアルバムを聴いてる。使ってる楽器は同じような構成のはずなのに、街中やテレビの音楽番組で何となく耳にするキャッチーでポピュラーな音楽たちとは違った力の抜け方があって息遣いを感じるからいい心地でブログを書いています。





喫茶店で隣に座ったおばあちゃん2人が、まるで授業中にこっそりやり取りする女子高生みたいにケータイのメモ機能に何か打ち込んでは渡し合って、その度にくすくすウフウフって笑ってを繰り返してるのが愛おしい。
いつまでも可愛いってほんとうに素敵。
いいなあ
かわいいなあ







さ。
ともよちゃんの夏休み2019は楽しく、ほんの少し名残惜しいくらいの丁度良い塩梅で閉幕します。
さっき、次の舞台『紺屋の明後日』の脚本初稿をいただきました。読みました。
これは、ちょっと、相当、ちょっと、気合い入れて挑まないとと感じています。あまりに気合いが必要そうなので、今から最後にほっこりしたエッセイを読んでから脚本研究に移ろうかなと思いました。








そして11月の公演『一尺四方の聖域』のチラシも出来上がりました。身が引き締まるような心地がしました。きゅ。こちらもまもなくチケット発売です。よろしくお願いします。