始まりました11月。
忘年会関係の出欠席確認も続々と。


ハロウィンが終わってお正月が来るまでのこの年末の街がとても好き。
みんなが少しそわそわとして、街はとてもきらめいていて、吸い込む空気は冷たくて。
切なくて、優しくて、あたたかい。
みんなが少しずつ寂しくて、だからみんなで集まる季節。手を繋ぐのに「寒い」を理由にしていい季節。



昨日は京都ロームシアターで開催された「響け!ユーフォニアム」公式吹奏楽コンサート~北宇治高校吹奏楽部 第4回定期演奏会~【京都公演】」に登壇させていただきました。
久しぶりの京都。
ずっと来たかった京都。
演奏曲一つ一つを大切に受け止めつつ、とても楽しい演奏会でしあわせでした。



そして今日の朝、やっとお別れのご挨拶に伺うことができました。
晴れ渡る空を仰ぎ、澄んだ空気を身体中に吸い込みながら、たくさんのことを思い出しました。
泣いていいのか、泣いてはいけないのか分からなくて、目から落ちる液体を涙と呼んでいいのかわからないままここまできましたが、
お別れの挨拶をした途端信じられないくらいの涙がたくさんたくさん溢れました。
たくさん泣いたらお腹が空きました。
泣くとおなかがすくんですよね。
たくさんたくさんたべました。
たくさん美味しいご飯を食べて、全部を抱きしめたまま東京に帰ってきました。
また会う日まで、わたしなりに精一杯を努めていかなくてはと柔らかくも固く心に誓いながら。





13日に初日を迎える『一尺四方の聖域』ももうまもなく劇場入りします。
とてつもなく濃密な時間がこれから先に待っていること間違いなし。
また原田保さんの照明を感じられることが今は楽しみで仕方ない。
ぜんぶぜんぶ宝物のまいにちだから、ぜんぶぜんぶを抱きしめて参ります。
『一尺四方の聖域』どうぞお楽しみに。



あ。
髪を切りました。