クラクラするほどがむしゃらに心をときめかせていたら、あっという間に12月がはじまった。
11月13日からやっていた舞台『一尺四方の聖域』も無事幕を閉じることができました。

こんなに長く一つの作品をやったのは子役の頃以来だったけど、わたしはやはり長い公演が好きだと改めて感じた公演になった。


やはりまた、縁と運を感じ、
観にきてくれたお客様や友人の顔を見ては「もっとたくさんの人に見てもらいたい」と心から願う作品だった。
それは、本当に、顔がつやつやしていたから。
日本を豊かにできる作品だと改めて感じ続ける日々だった。
人間ってあたたかくてやさしくて、弱くて強くて、おばかで直向きで、、、なんて愛おしい。

ご一緒させていただいた先輩方と触れ合って、やはり演劇が好きだとおもった。
同時に、演劇への愛がまだまだ足りないなっておもった。
正直、愛するのって怖い。
一心不乱になるのってとても怖いし、恐ろしい。
でも、そんなことまだまだ怖がってる場合じゃないんだとおもった。
ちょっと安定した気になってたし、ちょっと丸くなった気になってたけど、まだ23歳だったし、不安定だしとんがってていいんだった。
まだまだもっともっと自分の欲望に耳を傾けてみよう。もっともっと貪欲にいろんなことをむさぼろう。
いろんな失敗するかもしれない。
もっともっといろんな人に怒られて呆れられるかもしれない。けど、
だけど、
だったら、
もっともっと怒られよう。
怒ってもらいたいなんてわがままだけれど怒っていただこう。
怒ってもらえるひとであろう。
黒沢、開き直りました。


今は週末の『バンドやろうぜ』のライブイベントのためにリハーサルの日々。
作品のイベントとはいえ、主戦場がライブイベントの皆様と共にライブを作る工程はとても胸躍る。
わたしは日常的にライブしているわけでないから、ライブの先輩方がたくさん「大丈夫?」と声をかけてくれる。
演劇と違ってライブイベントのリハーサルは数回であっという間に過ぎゆくけれど発見することは同じくらい沢山ある。
贅沢なこのひとときをしっかり抱きしめてライブをしたい。
全身全霊で参りましょ。








髪ももう少しさっぱりと。
心機一転。です。