俺的微妙映画その38『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!&2112年 ドラえもん誕生』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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この短編ドラえもん映画、微妙である。

ドラミちゃん ミニドラSOS!!!
この映画、のび太の息子ののびスケの時代を描いたストーリーで、父親とは性格が違い
のびスケは運動神経が良く活発で逆にジャイアンの息子は大人しいなど逆になっているのは
面白く、手違いでミニドラというロボットが届き小さいどこでもドアやミニタケコプターなどで
遊ぶなどそこは良いのだが、ドラミちゃんが道具の回収を優先させたせいでソーラーヨットに
乗っていたのびスケ達が飛ばされて海の底に沈み死にかけるのはシリアスすぎていまいちで、
最後は助かりミニドラをドラミちゃんに返すがドラえもんがなぜいないのかは説明がなく終わるのは
いまいち納得のいかないものがある。

2112年 ドラえもん誕生
また、ドラえもん誕生はドラえもんがどう生まれたかを描いたストーリーで、最初は耳のついた
猫型のロボットで色も黄色だったが工場の故障で駄目ロボットになり、個性的なロボットが
集まるロボット学校のクラスで教育を受け他の色々なロボットと出会うなどまあまあ面白く、
ロボット学校を卒業しのび太の孫のセワシの家で子守りロボットとして働くことになるが
そこでねずみに耳をかじられショックで塗装が剥がれて青い現在のドラえもんの姿になり
声も変わり、それでもセワシが誘拐された事件をまぐれで解決したことで認められ最後は
セワシの先祖で特に駄目なのび太の時代に行き教育しに行くというドラえもん1巻に繋がるような
展開で終わるのは良いが道具をまともに使いこなせないなどドラえもんがやたらドジなのは
いまいち納得感がない。
駄目なロボットを過去に送っても未来は良くならないだろ、という感じだが、後付けにしても
もう少し整合性が欲しいところだろう。

というわけで、共に微妙な今作。
その後はドラえもん誕生に登場したドラえもんズが主役の映画が色々出たが、最近は出ていない
ということでそろそろ新作を出して欲しいものである。