学生は放送業に行きたいに決まってんじゃん | 真実は人を幸福にするか?

真実は人を幸福にするか?

桑田義雄が、うかんだり、もぐったりするブログ

学生が就職難の理由は、志望先が公務員と大企業に集中している事。
さらに、業種はサービス業が好まれ、製造業は敬遠される。
つまり、一人の可愛い子ちゃんにクラス中の男子の人気が集中する如く、志望先が偏るのが原因だ。

これに対し、専門家のオヤジどもはテレビで、

「大企業よりも中小企業のほうが成長性があって魅力がある」

「製造業のほうが安定している」

などと言い、中小企業、製造業へと学生の関心が向かうように誘導している。


あのな。

この新自由主義体制の日本では、強い者はますます強く、弱い者はますます弱くなるの。
従って、中小企業は一寸先は闇。
大企業のほうが生き残る可能性が高い。

それに、デフレや原油価格の上昇で、製造業は軒並み悲鳴を上げてるじゃねーか。
それに、物あまりのこの時代では、経済の伸びしろはサービス業にしか無いんだよ。
製造業はみんな、アジアに持ってかれてるじゃん。

だいたいな。

やってて面白くないと、仕事は続かない。
新卒者の半分が、三年以内に辞めて行くってのは、そういう理由。
仕事のモティベーションって、すごく大事よ。
製造業のどこが面白い?

男の場合、仕事の肩書きも、結婚する上で、死活問題よ。
そりゃ、派手な業界、行きたがるって。

給与面、安定性、仕事の面白さ、肩書きって面で言えば、放送業界が一番人気なの、しょうがないよ。

そういうの諦めて、「○○工業」みたいな下請けの中小に行けってか?


専門家のおっさんら、なんでうそつくの?

あんたらも、学生なら、フジテレビとか勤めたいでしょ?

嘘言って、中小の製造業に学生を送り込んで・・・
そうすりゃ、数字は改善されるわな。
でも、数字、改善してどうすんの?

楽しく働けなきゃ、みんな、結局、辞めちゃうんだよ。