「京都を代表する夏の風物詩、五山の送り火は
実は昔10つありました!消えた五山の送り火について情報をお願いします。」
とKBSテレビで募集がかかっておりました。
こんにちは(・ω・)
京都で鍼灸を広める活動をしております。
鍼灸師のふでやす りかです。
昨日8月16日日曜日
京都は五山の送り火(大文字焼き)の日でした。
その日は、午後8時になると左京区東山如意ヶ嶽の「大文字送り火」に火が灯ります。
点火には松の護摩木と薪が使われています。
大文字点火から10分後、左京区松ヶ崎に「妙・法」、
さらに15分には北区西賀茂の「船」、北区大北山に「左大文字」
そして最後午後8時20分 右京区鳥居本の「鳥居形」が燃え出します。
盆地の地形をフルに活用し、京都の町を取り囲む山々に
反時計回りに火が次々と灯っていきます。
送り火は約30分燃えています。これは昔から変わらないそうです。
これらの五つの送り火を総称して「五山の送り火」とも言われています。
が、今だに誰が何のために始めたのか、記録が残っておらず謎に包まれています。
江戸末期頃は、全部で十の山々で送り火が灯されていたそうで、
明治から昭和初期にかけて現在の五山になったとか。
明治以前には、
この他に「い」、「一」、「竹の先に鈴」、「蛇」、「長刀」の合わせて十山で行われていました。
これらはすべてなくなってしまいましたが、
今、もしまたみる機会があれば五山の送り火は9時、10時ごろまで
楽しめたのかもしれません。(・∀・)
祇園祭でも150年ぶりに復活した鉾もあるのだから
五山の送り火もまた、いつか
復活するのかもしれません。
御先祖様、我が家は2年前に亡くなったおばあちゃんが
無事に帰れるように大文字にお祈りしました。
孫は元気です。
向こうで大好きなホットケーキを食べてください。
京都の風物詩
大文字焼き。
今年も元気に燃えておりました。( ̄▽ ̄*)