私は小学校5年生の頃に初潮がありました。
そして、生理痛というものの存在を知りました。
毎月くるその独特な痛みは、自分の中では当たり前で、当時は痛いのが普通だと思っていました。
人それぞれだから〜という言葉を鵜呑みにして、それ以上のことを知ろうと思わなかったし、
今のようにインターネットもSNSも普及していないあの時代に生理痛についてそこまでの情報も少なかったように思います。
生理がくると当たり前のようにナプキンをもらって、当たり前のようにそれを使うものだと教えられます。
痛みでずーーーと机に伏せて、
早退させてもらったことも小学生の頃ありました。
就職してからも痛すぎて、冷や汗ダラダラで我慢しながらお客様にエステをしたこともありました。
まさに東洋医学でいう【オケツ】が溜まっていた状態です。
若い人はみんな言うし、私もこう思っていました。
\生理痛なんて!その時だけ痛いから/
\痛みに我慢すればいいだけやん。/
なんて恐ろしいー。
改めて子宮について数年前から勉強したからこそにわかる、
「それ、あんた間違っているよ!」
と、昔の自分にビンタして伝えたいです。
子宮や周りの臓器が元気ならば、
そんな痛みはでません。
何かしたら、どこかしら痛みが引き起こされている原因があります。
婦人科疾患や不妊治療をさせて頂いておもうことは
ある一定のツボが非常に冷たく、硬いこと。
そして、触るとつっぱった状態であること。
これを鍼やお灸で和らげてあげると
「生理痛が軽かったんです。初めて鎮痛剤を飲みませんでした。」
「あんなに不順だったのに生理が整ったんです。」
「産後、不順だった生理が整って2人目の妊活に成功しました。」
というお声を頂くようになりました。
年々、ひどくなる生理痛ならまずはお医者さんにいくことをオススメ致します。
でも、必ずお薬だけでよくなるものではありません。
お体の見直し。
食事・睡眠・入浴
当たり前のことを少しずつ変化させていくと
体は必ず変わります。そして心も。
鍼灸師になってもう10年以上になりますが、
鍼灸と子宮は相性がバッチリです
それをもっと年齢に関係なくお伝えしていけたらと思います。