19世紀のParisを感じる宮殿のような空間
ジャックマール=アンドレ美術館をご紹介します
かつて、この邸宅で開催された贅を尽くしたパーティーが忍ばれます
Musee Jacquemart-Andre
(ジャックマール=アンドレ美術館)
パリ8区にある第ニ帝政時代の壮麗な邸宅美術館
パリ8区は19世紀末のナポレオン3世の時代、当時のパリ知事のオスマン男爵の再開発によって、パリの商業の中心地となった地区です
1869年に銀行家🏦 のエドゥアール・アンドレとその妻であり画家👩🎨 ネリー・ジャックマールのために建てられた邸宅が美術館となっています
エドゥアール・アンドレは、銀行家一族の相続人で大の美術収集家、ネリー・ジャックマールは有名なアーティストでした
二人の出会いは、ネリーがアンドレの肖像画を制作した時でした
アートは、子どものいなかった美術コレクター夫妻にとって生きがいであり、数十年間に渡り、世界中から約5,000点に及ぶ作品を収集しました
その多くが質の高いスペシャルな作品であり、NYのフリック・コレクションと並んで「世界有数の個人コレクション」と言われています
特にイタリア・ルネサンス時代とレンブラントなど17世紀のオランダ、フラマン絵画が豊富🖼
ゴージャスなイタリア家具🇮🇹が素晴らしい😍
当時、パーティー客を歓喜させた邸宅のベストスポット
まさに生活の中の芸術を堪能できる邸宅美術館ですね〜
クラッシック・コンサートの際は、ここ2階でミュージシャンが演奏し、招待客が1階で演奏会やダンス💃で夢のような時間を楽しんでいたそうです🎻
「フィレンツェの間」と呼ばれるサロンに掛けられたボッティチェルリ(1445〜1510)の「聖母子像」の瑞々しい優美さ・母性的な慈愛と柔和さは見事でした
沢山あり過ぎて、写真が載せきれません
左下: バスルーム
右上: 妻 ネリー・ジャックマールの寝室
右下: 二人の寝室の間にある部屋 奥に見える夫 エドゥアール・アンドレの肖像画は、妻 ネリー・ジャックマール作
3枚部屋の写真は、ネリーの寝室で机に飾ってある肖像画はネリー
左下: 巨大な邸宅は庭園も広〜い
ティエポロの手による天井画と17世紀のタペストリーがさりげなく飾ってあり、19世紀ブルジョワの優雅な空間そのまま🇫🇷
私達は午前中に美術館入場後、直ぐに並びましたが約45分くらい待ちました
もし、時間制限のある方は開館と同時にカフェに直行してくださいね〜
カフェ☕️は、サービスも良くサラダ🥗も美味しかったです
年の差結婚💒だった2人、エドゥアール・アンドレの死後、ネリー・ジャックマールは夫の意志を受け継ぎコレクションを増やし、美術館として邸宅も含めて公開しました✨
このミュゼ(美術館)は、優美な19世紀パリ邸宅で 後世の私たちが過去の素晴らしい芸術作品を堪能出来、幸福感にしたれる特別な空間でした
私のHPもご覧頂けたら、嬉しいです
よろしくお願いいたします