★お弁当の時間が嫌いだったワタシ。 | 40歳からインテリアブランド始めました★瑞希

40歳からインテリアブランド始めました★瑞希

華アーティスト
インテリアコーディネーター

スパイスアップリビング
というインテリアブランドにて
自分で創った生花アート作品を撮影し
アートパネルやインテリア雑貨にして販売しています

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初めて息子に作ったお弁当。

4日間作ったことで、見えてきたことがありました。


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私、お弁当の時間が嫌いでした。

小学校の頃、お昼にお弁当があって
給食は、カフェテリアで決められた日に食べるって決まりでした。


お弁当箱のふたで隠して食べる人の気持ちがよく解る。


私のお弁当は、煮物とかお醤油の味付けの
茶色いおかずが多くて、

しかも、その汁がごはんに染みてしまってて、
お弁当が茶色一色。

その彩りの悪さに、友達からからかわれたりして、
ほんとに嫌だったの。

お弁当の時間になるたび、
違う意味でドキドキしてて、ふたを開けるのが怖かった。



でも、お弁当の彩りが悪いとか、おかずのことについて
母に文句を言ったことはありませんでした。


ただでさえ、仕事でしんどいのに、
冷凍食品とかを使わず、お弁当を詰めるっていうのが、
母なりのポリシーと優しさだったと思うから。

・・言えなかった。



そんなことを息子のお弁当を作りながら、
思い出していました。


息子には、そんな想いさせたくない。

少しでも彩りのきれいなお弁当にしよう

可愛くしようと

私なりに頑張った4日間。


作り終わって、何だか燃え尽きて
(大げさだけど)

ふと感じたことがありました。



息子のためにってお弁当を作ってたけど、

ほんとは

小さな頃の私のココロを満たすために

お弁当を作っていたんだと。



彼のお腹を満たすよりも、

小さな頃の私が、満たされたのでした。


だから、もうお弁当が嫌いだった頃の記憶は、
もういいや、と思った。

嫌だった記憶から、卒業できたんです。



そんな風に、子育てをしていると

息子を通して、

過去の自分に逢うことがよくある。


これからも、きっとそうなんだろうな。