2018年が明けたかと思うとすでに8日☆
この年末年始は部屋の片づけをゆっくりできた気がします。
好きなものを飾り、好きな色を身に着け、好きな香りをまとう。。。
ちょっとしたことだけど、こういう満足感が大事なんです。
さてさて、昨日は人日の節句で、七草粥を朝食べた方も多いと思います。
ご馳走が続いたあとなので、胃腸をいたわるにはもってこいですよね。
実はちょうど「七草粥」について連載のコラムを書いていたのですが、
前々からちょっと気になっていたことがあり。
それが、「お粥」と「雑炊」の違いです。
FBやブログなどで毎年皆さんがのせる「七草粥」ですが、
そもそも「粥」になっている人が少ないかな?と思ってたのです。
七草入っているし、どれも美味しそ~だし、
家庭によって違いがあるのはどの料理もそうなのですが
あ、これって日本のお粥と中国のお粥の違いなのかもと思い、
(それより早く記事を書けー!! と、天の声~)
やはり書きたくなりました。笑
まずお粥。
お粥はお米から炊きます。
それに対し、
雑炊は、炊いたご飯から水やだし、具材を入れて煮込みます。
なお、お粥のイメージは、
病院などで食べる重湯や白がゆなどで、味付けが塩のみのシンプルなもの。
それに対し、雑炊は、
鍋の締めなどで食べるような、調味がいろいろされているもの。
次に、日本の粥は、やはり白がゆが代表的で、
味付けが塩だけだったり、付け合せに梅干しやお新香などをつけたり、
玉子粥や茶粥もあるけど、味付けはシンプル。
お米の形は崩れているけれど、形が分からなくなるまで煮込まないのが多い。
水分もまあまあ。
では中国のお粥はというと、
入れるものがお米以外に豆、イモ、海藻、野菜、種子など種類が豊富です。
味付けも、チキンスープやホタテのだしなどいろいろです。
お米の形・・・これが一番の違いかなぁ。
米の形が花が開いたようになり、なかには糊のようになるまで煮込んだものも。
水分も多めです。
つまり、皆さんが作る七草粥は日本式なんですね。
あ、わたしはというと、こんな感じです。
米の形が崩れ、どちらかというと中国粥に近いです。
(でも、油は入れていないのよね~^^)
北京や遼寧で食べたお粥が美味しくって、
うちではそれ以来、
中国粥に近い感じでお粥を作っていますが、
やはりお粥は薬膳のベースでもあります。
お粥に溶け込んだエキスをいただく。
気をいただく、のです。
日本式、中国式、結局はどっちでもいいのですが、
ご飯は毎日のカラダをつくり、脾胃をいたわるベースなので
これからも大事にしたい主食であるのは間違いないです。
そしてふと、今年の年末は
「オリジナル屠蘇散&七草粥のワークショップ☆」を
やってみようかな!と思ったりして!
そんなこんなで今年もどうぞよろしくお願いいたします♪
~薬膳NEWS~
1/23古典薬膳をオマージュした美食美膳会♪(まだ入れます)
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