こんにちは、小野ゆきこです。

熊本と大分の大地震はまだ続いています。
40名を超える方々が亡くなりました。
改めて、深く哀悼の意を表します。
被災された方々には、心からのお見舞いを申し上げます。

また、現地で危険を顧みず救助活動にあたっている自衛隊や消防、警察をはじめとする皆様には、心からの敬意を表し、また、二次災害のなきようお祈りいたします。

この数日、様々な思いが交錯し、何を発信すればよいのかわからなくなってしまいました。

候補者である私が、何かを発信すれば、もしかすると災害を選挙のために利用しているのではないかと不快に感じる方もいらっしゃるのではないかと悩みました。

しかし、やはり国民の命を守るのは政治の責任です。
だからこそ、私の正直な気持ちをお伝えすることを決意しました。

今回の大地震で、自然災害に対しては事前の備えがとても大切であることに改めて気づかされました。

公共事業は、無駄遣いだ、悪だ、とのレッテルを貼られがちです。
しかし、繰り返しになりますが、住民の命と財産を守るのは、まぎれもなく政治の責務です。
高度成長期に作られた公共施設が耐用年数を迎えています。
国民生活の安全、安心に実現するためにも、老朽化対策に手を打っていくべきであると思います。

私が、かけはし塾で平沼赳夫先生におしえていただいた言葉です。

「政治とは、最悪を想定し、最悪に備え、最悪を回避すること」

徹底した災害対策を行い、安心と安全の地域社会を保障しなければいけません。

地震対策はもちろん重要ですが、私たちの地域にとっては、水害対策も大きな課題です。
数年前、台風によって桂川が氾濫し、地元の多くの方々が被災されました。
私も消防団員として実際に活動いたしました。
年々、台風の規模が大きくなっているので、とても心配しています。

対策として、桂川の川底を掘って水位を下げるなど、事前の対策で水害を防ぐことができます。
早く、そして最大の効果がもたらされるよう、計画的に対策を取るべきと思います。
命と財産を守り、安全と安心の社会を実現することが、政治の最優先の課題です。

熊本、大分を中心とする被災者の皆様、救援者の皆様も大変苦労されていると思います。

どうか現地のみなさん、手と手をとりあって助け合ってください。

不安に感じていらっしゃる方、周りのみなさんも同じように不安を感じていらっしゃいます。
手と手が触れ合うと、相手も自分もきっと不安が和らぎます。
地域社会が一丸となって、この危機を乗り越えていけるよう、
また、この危機を乗り越えていこうとする地域のみなさんの取り組みをサポートできるような政治であるよう、私も最大限の努力をしてまいります。