咲いた花見て喜ぶならば、
咲かせた根元の業(技)を知れ
(ある社長さんの言葉)
咲いた花見て喜ぶならば、
咲かせた根元の恩を知れ
↑
こちらは有名ですね。
"恩"とは"ご先祖"など大元をあらわしているそうです。
木は根っこが重要
根っこから栄養を吸い取る
根っこがはりめぐらされて、しっかりと立つ
根っこがしっかりとしているから、綺麗な花を咲かせる
長年かけて根がはっていくことで、今まさに素敵な花を咲かせている
組織も同じ。
上手くいっている組織、チームワークは個々がしっかりと自分たちの役割を果たしている。
そして土台(根っこ)を作り上げてきた人たちに恩(感謝)をする。
上手くいっている組織は、私が思うにピラミッド型ではありません。
いわば、輪っかのカタチです。
どこか一つでも欠けたら、輪っかのカタチには穴が空きます。
でも、1人1人が同じ位置(同じ高さ)に立つので、一歩ずつ距離を調整したら輪っかのカタチは直ぐに取り戻すことができます。
つまり、誰が偉いとか誰かが秀でているとかではなく、組織に関わるすべての人が大切な存在。
それとは逆の
ピラミッド型の場合は、トップの言うことを下が従うやり方の組織です。
トップ以外は駒(兵隊、奴隷)のような感覚ですね。
ピラミッド型の組織になってしまうと、輪っかの様な修正力はなく、どこかが欠けるとピラミッドは崩れていきます。
つまり、
下にいる人たちがトップに従う事を拒否してしまうと、トップは頂上から下へ転がり落ちていきます。
最近、このトップが自分が既に転がり落ちているのに気が付かず、必死にしがみつく姿をよく目にします。
自分の意にそぐわないからと簡単に人を排除する
外では良い顔を見せているが、組織内では仕事を他者に丸投げで責任を持たない
組織内の質を高める努力をせず、量さえあれば何とかなると勘違いしている
組織内の人の言葉に耳を傾けず、外ばかり気にしている
組織を自分のもの(所有物)と勘違いしている
このような状態なので、木で例えると幹の内部はスッカスカで空洞化していて、根っこは腐っている状態です・・・。
組織は誰かの所有物ではありません。
みんなで築き作り上げていくものです。
見かけ(外交)よりも見えない部分(根っこ)を大切にすることで、組織の基礎(土台)がしっかりとさせることが優先。
どんなに外面良く過ごしても、中身(根っこ)が腐っていたら、必ず崩れる・・・。
土台が崩れる時に、一番に下へ落ちていくのは木の上、つまりトップです。
上手くいっている組織やチームワークには、見えないところでの「業」があるのですね。
それをしっかりと見れる目を持ち続けたいものです。
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