『快手槍手快槍手』
中国の南通市から〜、こんにちわ。
すっかり夏がやってきました。暑いです。
でも、梅雨明け宣言もまだない模様。笑。
銃の早撃ち
さて、この映画、時代は日本が満州国を支配していた頃。
冒頭、” 関東軍が・・・ 、南京を占領して〜〜” と始まったので、
「反日映画にきちゃったのか?!」(内容知らずに見に来てます。笑)
と思ったが、そうでもなかった・・・。けれど、日本は敵という設定・・・。
そこは置いておいて、映画としてはエンターテイメントに徹していて、おもしろい映画ではあった。
とにかく、やたらと銃を打ちまくり、スタイリッシュな西部劇風で、影像はかっこいい。「るろうに剣心」タイプの映画だね。
美魔女
そして、女性目線で注目してしまうのが、中国の”美魔女女優”・刘晓庆。
1955年生まれで、1975年にデビュー。
1987年に『芙蓉鎮』(←名作!)で中国金鶏主演女優賞を受賞。
ずっと第一線で活躍している。
というのが、超簡な略歴なのだが、
最近は、「なんで年とらないんだ!?」と、その美魔女ぶりが話題になっている。
ちなみに、その姿を写真で追っていくと・・・↓↓↓
1980年『神秘的大佛』(25歳)
1986年『芙蓉鎮』(31歳)
1995年『新包青天之英烈千秋』(40歳)
2004年『花开春』(49歳)
これが、この映画での姿。61歳?! ↓↓↓
現在の様子、もっとはっきり・・・↓↓↓
何歳に見えます??
おかしいだろ〜〜!
と、みんなからうらやましがられているわけだが、確かにうらやましい。笑。
ほんと”魔女”だ。
顔だけなら、引っ張ったり注射したり、いろいろ手段がある。でも、首や手や髪に出てくる年齢を感じさせないことや、体型を維持しておくのは、たいへんな努力があるんじゃないのかなあ、と思うんだけど、どうでしょう。
それとも、秘密の漢方薬とか、不老不死の薬を手に入れたとか?
まあ、そこは映画のストーリーには関係ないのですが、スクリーンでアップになったりすると、「すごいなあ」と見ておりました。笑。
あらすじ
時代は、満州を日本が支配し、南京を攻略した頃。
小庄(林更新、ポスター1番手前)は、詐欺師まがいなヤクザな若者だが、ある日、李若云(张静初、ポスター手前から2人目)に協力して、国の宝を取り戻すことになった。
宝とは、ロシアが偶然発見した、砂漠に埋もれていた王印である。
それを持つものが正統な皇帝であることを証明する、伝説の石の王印だ。(大きさは、子供の頭くらいある。)
小庄と李若云は、ロシアの将軍から一度はそれを奪ったが、部下に裏切られて、部下がそれを持ち去ってしまった。日本に高く売ろうというのだ。
王印は正統な王であることを証明するものなので、日本が欲しがっているのだ。
日本は、南京で式典を行うときまでに手に入れようとしているという情報を知り、小庄と李若云は、その前に奪い返さなければと、逃げる部下が乗る列車を追いかけていく。
列車には、ロシアの将軍や日本人のスパイも乗っていて混戦模様。
結局、それを手に入れたのは、アメリカだった。(偶然なんだけれど。)
アメリカは、世界の宝だからアメリカに持っていって保管するという。
小庄と李若云は、宝の海外流出を防がなければならないし、日本からも守らなければならない。
そこで仲間に加わってくれたのが、有名な早撃ちガンマン(現在引退中)の石佛(腾格尔、手前から4人目)とその妻・金三娘(刘晓庆、手前から3人目←美魔女)。
決戦は、日本の関東軍が南京で式典をする当日、関東軍のやたら強い鬼武者と呼ばれる者との戦いになった。果して、2人は王印を取り戻すことができるのだろうか?
見どころは・・・
やはり、アクションでしょう。
銃の打ち合いはもちろん、列車を飛行機で追いかけていったり、列車の屋根に上っての追いかけっこ、また最後の鬼武者との戦いは、迫力あります。
ところどころに配置される石佛と妻とのやり取りが、いいギャグアクセントになっていておもしろいし。
何も考えずに楽しみたい時に見る映画でしょうね。
深く考えなくてもいいところがいい。
でも、それが物足りないと思う人もいるかも。
そんな映画です。
*写真は、百度からお借りしています。
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