中国の南通市から〜、こんにちわ。
ずっと追っかけて注目していた老唐が、昨日、
天津からチベットのラサまで走ってゴールした〜。
おめでとう!!
初めて読む方は何の事? とお思いでしょうが、
今中国のランニング界で1番注目されていたのが、
”老唐”こと唐广礼(唐広礼)という人物。
参考(6月16日)→がんばれ老唐! 老唐、がんばってる!
天津老唐は、60歳の自分の誕生日を祝うために、
天津(自分の住む街)からチベットまで、
毎日フルマラソン(42.195キロ)を120日間連続して走る、
というチャレンジをしていた。
それが、昨日の60歳の誕生日に、めでたくチベットのラサにゴールした!
結局、3月26日に天津を出発してから、114日間。
(実際には、118日分。というのは、うち4日は、1日に2クール走っているから)
時間にすると、619時間48分。
走行距離は、天津からチベットのラサまで、5231.28キロ。
(ちなみに、新幹線で東京から新大阪までは、552.6キロです。)
1番高いところは、標高5100mの山越え。←!
出発の時よりやつれてるけれど、当然ですね。↓↓↓
最初にこのニュースを聞いた時には、正直笑った。
だって、毎日フルマラソンを休まず120日?!
天津からラサまで、走っていく?!
チベットに入ったら標高が4000m級になってきて、酸欠で倒れるんじゃないの?!
ラサで1回マラソンするだけで、死にそうなのに?!
など、つっこみどころ満載で、正気の沙汰とは思えなかった。
越跑圏というランニングアプリ(中国では2000万人が使用)に、毎日完走した写真がアップされると、
・・・この人ロボットじゃないの?? と言いながらも、どんどん応援する気持ちがわいてきた。
そして、不思議だけど、こちらが励まされているような気持ちになってきた。
60歳ですよ。
体力もすごいけど、
誕生日を、他人に祝ってもらって「うれしい」って喜ぶんじゃない。
自分でチャレンジして祝うって精神が、素晴らしいと思う。
自分がこの世に生まれてきた意味を、再び、考え直させられました。
わたしも、これからは自分の誕生日を自分で祝う人生にしたいですわ。
老唐!! 祝賀六十大寿!!
そして、谢谢你!!