中国の南通市から〜、こんにちわ。

暑いですね。

 

週末は上海へ行く用事があったので、用事を済ませた後、

今上海で話題の「上海外滩美术馆」という美術館へ行ってきた。

 

新しいのかと思っていたが、2010年にすでに開館していたという。

最近、話題だとあちこちで目にしたのだけれど、宣伝が行き届いただけなのか? 笑。

でも、確かに、見に来ていた人は多かった。

 

建物は、元イギリス領事館を改装していて、趣きがある。

建築に詳しい人が見たら、きっと興味深いんだろうと思う。

 

 

最寄り駅は「南京東路駅」で、15分くらいこんな町並みを歩いていく。

 

 

 

元イギリス領事館の建物。

想像よりこじんまりしてたし、さりげなく存在しているので注意。

 

 

 

入り口。

 

1階はチケット売り場とショップ。

2〜6階が展示室で、6階にはカフェもある。

 

展示内容は、主に中国の作家を中心とした現代美術だ。

この夏の展示は、「告诉我一个故事:TELL ME A STORY」。

「私に物語を語って」という、ビデオや写真が中心だった。

 

(*中国の美術館では、多くの所でスマホ撮影オーケーです。↓↓↓)

 

 

11の作家のうち、2人が日本人だった。

 

米田知子氏のサハリンにン残された王子製紙の工場跡の写真と

田中功起氏の「臨時性研究:工作坊1号」という作品。

サハリンの写真は、主人が週刊誌で特集したのを見たことがあると言っていた。

(私は、記憶無し・・・。記憶力低下してます・・・。)

*上の写真とは関係ありません。

 

正直なところ、よく分からない作品が半分くらい。

コントなの? とか、それでどーした? とか。すみません、解説できません。笑。

センスが違いすぎるんだなと思いつつも、でも、刺激を受けるという点では、見る価値があると思う。

 

 

今回の見学で1番感銘を受けたのがこれ! 

ショップで売られていたTシャツ↓↓↓

 

 

「ニューヨークやパリに行く必要はない。生活は同じように国際化だ」

と書いてあるんだけど、この美術館のコンセプトでしょう。

すごい矜持を持ってるなあ・・・。と。

 

私が上海に住んでいた時、あれは確か2004年。人民広場にある上海美術館(現在閉館中)に行った。

そうしたら、係員が彫刻作品にまたがって座って休んでいた。

本来、観覧する人が作品に触ったりするのを注意するべき人が、座るのにちょうどいいのよねって、慣れた様子で休憩していた。笑。

「え〜〜」って目が点になったわ。

あの頃に比べると、すいぶん変わったなあと思うわ。笑。

 

ちなみに、来館者は若者が多かった。

おしゃれなデートスポットということになっているらしい。

 

住所:上海市虎丘路20号

電話:021-3310-9985