こんにちはブーケ2

8/10から愛知県で「あいちトリエンナーレ」が開催されるにあたって、
先日トリエンナーレスクールというものが開催され、
私の好きな現代美術作家のヤノベケンジさんがお話される
ということで、参加してきました。

さすが関西人なヤノベさんのトークでとても楽しいお話が聞けましたし、
何より、私がとても感動したヤノベ作品を再び見ることが出来たので、
参加してよかったです。


私がヤノベケンジという人を知ったのは、
2009年に豊田市美術館で開催された個展でした。
たしか広告かなんかを見て、気になったので、
ふらっと見に行ったんだと思います。


衝撃を受けました。


ヤノベさんの作品は色で言えば、
赤のエネルギーを持った作品だと思います。

赤色には生命力溢れるとか、サバイバルなどの意味があるのですが、
作品からそういうエネルギーを感じました。

今思えば、その時の私はとても体調が悪かったし、
仕事の忙しさに追われて、精神的にもギリギリの状態だったので、
ヤノベさんの作品に心ひかれたんだな~と思います。

人間は自分のエネルギーが足りない時、
それを補うエネルギーを持った色にひかれる傾向があるので。

そして、たくさんの素晴らしい作品の中に、私が最も感動した、
「森の映画館」という作品がありました。

この作品は子どもサイズの小さな小屋で、
ヤノベさんのお父さん出演の映像が流れるというもので、
最後にお孫さんに向かってメッセージを伝えるのですが、
それに強く心を打たれました。

息子のアーティスト活動をずっと反対してきたお父さんが、
いつしか息子を認め、息子の偉大さを孫に伝えている。

わずか1、2分程のそのメッセージに、
親から子への愛情がひしひしと感じられて、
とても感動しました。


その年は大阪で開催されたイベントにも作品を出展されていたので、
大阪に行ったついでにそちらも見に行きました。

ヤノベさんの作品と駅がコラボしていたり、とても面白かったです。

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そんなこんなで、トリエンナーレスクールの後は、
同じ建物内で開催されていた、プーシキン美術館展も鑑賞。

引き続き五感強化に励んでいます音譜音譜

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