インドには『八識論』という哲学があります。

ユングさんだかフロイトさんだかも、

この八識論を学んで、ご自分の考えを

編み出したそうです。


人間の意識には、顕在意識と潜在意識がある

ということは、広く知られるようになりました。


それでも、世の中の98%の人は、

顕在意識だけが「自分」であり、

それだけで生きていると思っています。

でも、本当は潜在意識が大事だったり

するんですよね。

そしてこの潜在意識が、実は2段階ある

というのはご存知でしたか?


八識論では、人間の意識を8段階に

分けていて、

1~6識までを顕在意識

7識をマナス=個人の潜在意識

8識をアラヤ=集合の潜在意識

と呼んでいます。


集合の潜在意識?

それは全人類共通の潜在意識ということです。

人は皆、深い深い意識の底では

繋がっているんです。


仏教で手を合わせるという行為は

実はこの自分の中の全人類と繋がっている

ところを拝んでいるのだそうですよ。


このアラヤ(集合の潜在意識)を上手に

活用できると、鬼に金棒です。


潜在意識というのは、あなたのための

超スーパー検索機能を持っています。

あなたの問いかけに対する答えを

どこまでも探してくれるのです。


ここで、マナス(自分の潜在意識)しか

使っていない人は、小さな町の図書室で

参考文献を探しているようなものです。

今までの自分の経験からしか、答えが

出てきません。


でも、アラヤを使えれば、全世界の

ありとあらゆる図書館で参考文献を探すのと

同じです。

それこそ「思いもよらぬ」答えが返って

きたりするのです。


問題は、アラヤが深い深い意識の底に

潜んでいることです。(だから潜在意識!)

なかなかここにアクセスすることが

難しいのが、現代人です。


次回のブログで、私が聞いたアクセス方法を

お伝えしたいと思います。