わたしがお正月の準備を

せっせと進めていた12月半ば、

王女さまが

「あなた、わたし達喪中でしょう。

お正月のお飾りはしちゃいけないんじゃないの?」

と仰った。

 

 

まったくもって忘れてた。

6月に妹が逝ったのだった。

 

それで そう言えば、

喪中っていつまでを言うんだっけ?

忌中って言葉もあるけれど、

喪中と何が違うんだっけ?

と思って調べてみた。
(調べたのは今日アセアセ)

 

 

 

喪中、忌中とググると

葬儀屋さんの解説しか出てこない。

けど、葬儀屋さんはその道のプロだから

2,3社のサイトを見てみた。

ほぼ同じだった。

 

 

忌中は遺族が穢れを周りに伝染させないため、

家に籠る期間で

喪中は遺族が亡くなった人を悼み偲ぶ期間。

 

近親者が亡くなった人は穢れる

という考え方は神道から来ているが、

忌中は仏教の四十九日が明けるまで

とすることが多い。

因みに神道では五十日らしい。

 

穢れるを「汚れる」と取ると

なんだかとばっちりみたいで

釈然としないけれど、

穢れの元は氣が枯れるだそうで、

そう言われれば納得も行くよね。

 

さて、喪中のほうは

何親等の人が亡くなったかと

住んでいる地域によって変わる

ということのようだった。

 

配偶者 12~13カ月
両親 12~13カ月
子供 3~12カ月
兄弟姉妹 1~6カ月
祖父母 3~6カ月
1~6カ月

 

 

これでいくと、

わたしはクリスチャンだし

最大の6ヶ月を取ったとしても

もう喪は明けている。

 

 

 

ただ一緒に住んでいる王女は

最大を取ると12ヶ月だから

まだ明けてないのかも?

 

 

そうすると、

お正月を華やかにするのは

控えるものなのだね。

 

 

新しい年が来ることを

ひそやかに祝うことは問題ないらしい。

 

ということで、

そこここで既に

「あけましておめでとうございます」

と言ってしまったが、

「寒中お見舞い申し上げます

今年もよろしくお願いいたします」が、

無難なようだ。