今朝耳元近くで鳥の鳴き声がした。
ん??と思って窓を見るとメジロの雛が網戸に張り付いていた。
近づいて観察しているととてもかわいい。
だがしばらくすると飛んで行ってしまった。

少し経ってまた鳴き声がする...今度は違う窓を見ると、さっきの雛がまた来たているじゃないか!



静かに網戸を上げて至近距離で撮影してみた。それでも中々逃げない。
「そうかそうか、お前は俺の事が好きなんだな...。」と問いかけて触ってみると、一瞬にして逃げてしまった。気まぐれかよww

そりゃそうだwwwだって野生だものwww
まぁそんな事はともかく、この間中之条の山奥にある廃校に行って来たぞ!
場所は中之条の栃窪地区に入ると看板が出てるので、それに従って行くと着くことができる。



味のある木造校舎...平屋建てで済んでしまうぐらい児童が少なかったのは、土地柄すぐに理解出来た。
そして建てた当時でもいづれ廃校になる事は分かっていて作ったのでは無いだろうか??



ここは明治23年に簡易学校として使われ、この木造校舎が完成したのが昭和34年。廃校は昭和50年だからわずか16年でその歴史に幕を下ろした事になる。

現在は公民館として使用されているので、有効活用と言えるのでは無いだろうか。
不思議なもので手入れをしていなくても、人が出入りしているだけで建物は傷まずに長持ちするけど、住んでないと劣化するスピードが異様に早い!



校庭には鉄棒がある...当時の子供達はどれ程これで遊んだ事か。



片隅には雲梯もある。
ちなみにギネス認定の世界最長の雲梯は高知県の桜づつみ公園にある「モンキーバー」の102mなのだが!死ぬまでにこれをクリアしたいと実は昔から思っているのだ!



校舎の裏側に回ると隣接して物置の様な小屋があった。



渡り廊下を伝って反対の校舎へと行く事ができるのだが、時間の都合上調査はしなかった。



この栃窪分校は映画のロケ地で何度か使われファンも訪れたりしている。



中を見学して見たかったが、鍵がかかって入る事はできなかったのが残念。



窓越しに中を写すと机と椅子がまさしく現代だった。公民館として使用されているのが良くわかる。



窓のガラスなどは当時のまま...その面影を残している。



こちらの中は机や椅子が当時の物だが、机の上には何故かアースジェットが置いてあったwww



そして入口の横には大量のノートがあり、それぞれ来校者の感想が書かれていた。
待ち合わせの時間が迫っていた為に、適当に書いてしまったが...今度はゆっくりこの場所を訪れてみたい。

公共機関でのアクセスは非常に困難だが、県外の人は仲間と乗り合わせで来てはどうだろうか。


住所:吾妻郡中之条町栃窪