少し書くのに時間がかかってしまったが、ようやく気持ちも落ち着いて来たので話を進めていきたいと思う。

か~み~が取ったチケットは初日の2部。まさかの油断で電車に乗り遅れてしまった為、会場に足を踏み入れた時は集合チェキがもうすぐ終わるって時だった。


おいマジか!最後なのに!と泣きそうになりつつもスタッフの方に「あのっ!まだ大丈夫ですか!?」と聞いて何とか滑り込みセーフ!!

あと数分遅かったら撮れない所だった!危ない危ない!

てか正直アレよアレ。こんなにいっぱいいるとステージ上がった時に誰を見たら良いかわからなくないwww?

皆どうしてるんだ?推しを見ればええのか?それともこんなに近くに寄れる事ないから全員満遍なく見るとか??


て言うか一斉に視線が突き刺さるって結構恥ずかしいもんでシャイボーイなか~み~は…。

普通のフリしてたけどめちゃくちゃ緊張したぞwww


乗り遅れたと言えば大阪に来るのって何気に今回で三回目なんだぜ!しかもこれAQ-s☆出会ってなかったら間違いなく今も大阪に来てないんだから凄いよね。

あのね…好きになるってそう言う事なの…。


それから今回大阪に行く事に対して様々な忠告やら批判?的な意見もあったね~。

コロナに感染したらどうするんだ!とか、高い交通費かけてまで何しに行くんだ!とか。

まぁ言いたい事は凄くわかる。わかるのよ?
こんな御時世だし不謹慎かもしれん。

でも最後なんだよ!AQ-s☆を見れるのが!その最後を逃したら絶対一生後悔する!だったら簡単に諦めてたまるか!!
 
行きたいから行く!後悔したくないから行く!その一択しかなかった!!


席は上手の最前を確保!めちゃくちゃ良い席だった。か~み~はおとなしく座って開始時刻までのんびり待ってたけど、周りの人達はお互いを知っている様で楽しそうに話をしてる。

畜生めちゃくちゃ羨ましいぜ!
頼むから混ぜてくれよwww

と勝手に心の中で呟いてたのは誰も知るまいw


初日だからなのか会場内の空気は特に張り詰めてはおらず、終始和やかなムードだった。程なくして客電が落ちSEから一曲目の恋になりたいAQUARIUMが始まった。

元気いっぱいのこの曲からのSTARTは解散を微塵も感じさせず、むしろ微笑ましい光景そのものだった。

ところがこの気持ちは二曲目のJump up HIGH!!ですぐに崩される事になる…。


あれ…どうした…。何だ…この気持ちは…。とてつもなく苦しく…切ない…。

彼女達の表情と「こころから笑いあって~」の歌詞で涙腺崩壊。目の前が霞んで見えない…。

良くドラマで涙で前が見えないってあるじゃない?ネタとばっか思ってたのに、ガチだぞ!目だけ溺れとるんや!もうグジュグジュで辛いのなんのって。


後半のMIRAI TICKETは何と形容すべきか、一連の流れから曲に入るまでが神がかってた。世界観も何もかも完全にモノにしてるんだよ。

ここまで人を引き込ませる力を持ったグループっていないんじゃないかな?

推しだけを見てると正直もったいないから全体を見るのだけど、画面で見るのと違って目がとにかく忙しいww

だって皆様素敵過ぎるんだもの!踊りが揃ってるのも見入ってしまう一つではあるが、これを揃ってて綺麗!凄い!と思うのと同時にか~み~はついついその見えない部分の事を考えてしまう。


表面上の華やかな部分のみフォーカスを当てたら、そりゃAQ-s☆最高!皆大好き!!ってなるよ?なるけど…。

そこに辿り着くまで想像を絶する程の研鑽の日々があるじゃない?ここまでのクオリティを保つには、それなりの覚悟や犠牲があった訳で…。

驚くべきはその練習量よ。土日(祝日もとか言ってた様な?)は必ずで長い時は12時間よ?正直やる気とか好きとかで出来るもんじゃなくない?

圧倒的なまでの基準値の高さとプロ意識…ッッ!!

立ち振る舞いや佇まい…そりゃ出るオーラも凄い訳です。


ただ人が集まるって必ずしも良い事ばかりじゃないからね…。

どんなに仲が良くたって衝突や意見の相違、果ては熱量だったり個々の温度差、スレ違いはあるからそこは避けては通れない。人間関係が上手くいかないなんて当たり前では?

か~み~も組織を立ち上げて活動してるので、人を纏める事の難しさや大変さは痛い程わかるし…ハッキリ言って悩まない日はなかった。真剣にやってるなら尚更で、何度衝突したか覚えてないぐらい。

そして一つの綻びで全体のバランスが崩れたり、士気にも影響出たり、個別の相談も受けたり、何でコイツこんな事言うの?もういいよ!とか本っ当にしょっちゅうだった。


長く一緒にいれば嫌な面も見えて来るし、中には連絡が取れなくなったメンバーもいたな。当日連絡なしドタキャンとか。

継続する事の難しさは嫌って程経験したのもあって、ステージでやり切った時の感動や達成感は言葉に出来ない。

もちろんそれが全て彼女達に当てはまるかはわからない。

でもそうした背景があったんじゃないか?って想像しちゃうと物凄く感動するの。泣けるの。涙が止まらないの。

そして何よりここまで続けてくれてありがとうって。感動をありがとうってなるんだ!!

ここから先の事は誰にも言った事ないし書くか迷ったけど、メンバーの皆様に届けば良いなと思ったので書きます…。


か~み~実は一年前に死のうとしてたんです。
信じてた人に裏切られて絶望して、何もかも良いやってなってしまって。

SNSを完全に遮断、全ての人と連絡を取るのを辞めて、自らの手で人生を終わりにする決心をしました。

バイクに乗って一方通行を逆走し車に突っ込んで死のうと行動も起こしました(車は来ないで偶然張っていた警察に捕まる)。

沢山泣いたし沢山葛藤したし、やっぱり自分には良い所も何もないなって。生きる意味が本当にわからなくなってた時期でした。

そんな何もかも投げ出していた時、唯一見てたものがあります。それがAQ-s☆の動画です。

それラブ東京で見た感動がずっと忘れられず、死ぬ前にもう一度見ておきたいと…。

小さな画面の向こうで輝いてる皆様を見た時、心の底から感動し沢山勇気をもらいました。もう一度生きようと思えました。人生を変えてやると決めました。


あの時動画を見てなかったら…今ここにか~み~はいなかったのかもしれません。本当にありがとう。

忘れもしないあの日…。徹底的に己を追い込んで1ヶ月で22kg落として人生が変わった日、声を出して泣きました。生きてて良かったって。

だからAQ-s☆には人一倍特別な想いが実はあったんです。出会ってくれてありがとう。皆様一人一人の存在が、生きる原動力になりました。

普段悩んだり病んだり全くしない人間が崩壊し、再び立ち上がれたのも間違いなくAQ-s☆の存在があったからなのです。

ちょっと暗い話になって長くなってしまい申し訳ありません、その③に続きます!!