この前たまたまカオル丸が「あのねボクちゃん暇なのぉ!何処か行きたいのぉ!」とか言うので、大体の場所はわかってるけどまだ見つけてない埼玉のびしゃもん穴に行(ウィ)こうってなったんだ。


途中行きつけのナチュラルウォーターサーバーのふれあい水をゴクリンコ。気合いを入れた所で登り口を探し、大体この辺かなと決めた所でカオル丸からまさかの発言が出た。


今日はもう探索辞めにして鹿にしません??

そう…ッッ!!
この日か~み~宅で鹿肉の全身フルコースが待っていた為!探索よりもそっちが食べたくて仕方がなかったのだこやつは!!

正にカス!カスの中のカス!!


ちょっと待てwww
群馬から埼玉に来て何もせずに帰るなんてか~み~には耐えられないぞ!!

ってな訳で戻りながら南牧村に寄って天然砥石を取りに行く事で話が纏まった。

現地に到着後かつてか~み~が攻めた穴をカオル丸が突如「あのね!僕ちゃん穴が!穴が見たいのぉ!」とおねだりして来た。

赤ちゃん言葉の使い手でもある彼のリクに仕方なく応えつつ…そこで記念撮影。


少し覗いた後に早速砥石探しに取り掛かった。
そうそう!か~み~もカオル丸も刃物がだいちゅき♡♡

男の子は皆そうだよね!!
って言うか皆武器好きでしょ?

か~み~はナイフ、鉈、ハンドアックス、スリングショット、ハーフライフル、スローイングナイフ、暗器、ヌンチャク、トンファー、スリングショットなど他にも沢山持ってりゅ!

長年やってる空手の修行の一環として扱ってる武器もあるけど、それ以外の物はいつか世界が滅びる寸前になった時に、対応出来る為の物なのよ。

まぁ…中二病なんだよなっwww


話がズレたが刃物を研ぐには我々は断然砥石派で、あの研いでる時の刃物と砥石の対話を何よりも大事にしているのだ。

それに市販の物より天然の方がそそるし、自分で採るからこそ愛着が湧くってもんだぜ!!


そんなこんなでいつもの様にか~み~ポーズ!
やっぱり探索の時にこれを毎回やらないと調子がイマイチ出ないのよね。


カオル丸もダサポーズを決めて御満悦。ちゃんとした公式のカオルポーズもあるのだが、これは第二形態の方だ。


そんな訳のわからない二人は極上の砥石をノリノリで探し始めた。

かつてこの南牧村の砥沢は砥石奉行が配置され、徳川幕府の管理下の元「御蔵砥」として大変重宝されて来た。時代が時代だった為、砥石は生活にはなくてはならない物だったのだ。


しかし平成の世に入った途端に需要がなくなると同時に一気に衰退し、今ではオアシスなんもくで僅かな物が販売される程度になってしまっている。


ほとんどの人は砥石なんかに興味はないんじゃないか?

でも我々自然に生きる民は!なるべく自然界で採れる物を食し活用し生活したいのだ!


いつになく真剣な眼差しで一つ一つ砥石を選別するカオル丸。しかしお気に召す物はなかなか見つからない。


ここで一旦移動して上を見てみようと思い、か~み~はこの崖をフリーで登ろうと決めた。

いつもの装備ではなかった。履いていたクックは裏の溝のないトゥルトゥルのバーベキュー専用靴…ッッ!!

甘かった…この選択が最悪の事態を招いたのだ…。


まさかの滑落…ッッ!!
しかしそんなものに動じるか~み~ではない!!

この程度の高さから落ちる事は屈伸するのと同等でしかないのだ!!


おっ!かつての坑夫が使ってたツルハシじゃん!と思ったらハンマーか!時代を感じるこの錆具合がたまらんな~!


結局まともに採れたのはこの三つ。下の二つは虎砥と言って、かつては最高級の砥石と言われた種類。後で加工して面を出したら試しにナイフを研いでみるとしよう。 


それからカオル丸はか~み~宅で鹿の全身フルコースを堪能する。画像は普段はあまり食べたりしないネックのしぐれ煮のサラダ。


こちらは背ロースとアボカドのか~み~ダレがけ。コイツもめちゃくちゃ旨い!

とまぁ…他にもとにかく沢山出して鹿肉のお持ち帰りもつけて、超贅沢なディナーは終わりを告げたのだ。

そんなこんなで最近探索のヴログを書いてなかったので、書いてみたぞ!またその内落ち着いたら色々書くから皆待っててね♡あはぁん♡


住所:南牧村砥沢