フォンタ君は、退院後の経過を見せに病院へ


血液検査やエコー検査をして、もうすっかりよくなっているのを確認。数値はすべてよくなり、病気としては、これで回復とみなして良いとのこと。
よかった、よかった!

ただ、退院後、消化器系に負担の少ないように低脂肪の療養食を少なめに食べさせていたからか、体重がかなり減ってしまっていました。来週は食べさせる量を1.5倍にして徐々に普通食に戻しながら、体重の推移をみてくださいとのこと。

「膵臓の負担にならないですかね?」

心配な父の質問に、先生は…

「ここまで数値の推移を見てきて、最終的な判断としては膵炎までは行ってなかったかなと思います。CRPは高かったけど、膵炎なら連動して上がるはずの他の数字が変わらなかったので、重度の胃腸炎だと考えるのが妥当かなと」

回復した今となっては肩透かしみたいな感じですが、あんなにしんどそうにしていても膵炎じゃないんですね。
膵炎恐るべし。

「胃腸炎から膵炎になることが多いので、膵炎になる前に処置したことが今回の回復の早さにつながったんだと思います」

確かに、先生は当初から”最悪の場合は膵炎である可能性”としか言わなかったし、当初は通院治療を勧めていた(入院させたのは通院できないこちらの事情)ので、もともと飼い主が心配するような重症とは感じなかったのかもしれません。

そんなことを言ってみたら

「いやいや、何より素晴らしいのは、異変に気づいて早いうちに連れて来られたことじゃないですかね」

何とも嬉しいことを言ってくれる。

一方で父としては体重減が心配で、4日間ケージの中にいたので筋力(特に後肢)か衰えている気がする。

「では1週間、様子を見てみましょう。来週また来てください。具合がいいようだったら再来週でもいいですよ」

そんな感じなんですね、先生。また、こちらの過度の心配だった〜って終わる感じでしょうか。

「犬はどこが痛いとか教えてくれないので、飼い主さんが異変に気付くことが早期回復につながります。これからも犬の声になってあげてください」

今回はいろいろ、勉強になりました。
病気のこととか、食事のこととか。
それに、どれだけ心配でも、犬の病気だけでは会社を休むなんて言えないとかいう、自分の中の心理の壁とか。

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ワンズ達、パパとママ、これからも君たちのことについて勉強するから、よろしくね。