いつもご覧くださりありがとうございます



今日はちょっと、呟きを。








今日は2年半ぶりにお越しくださったお客様



バッグのお直しとお財布のオーダー頂きました


ありがとうございます。



久々にご連絡頂いて

嬉しいの一言


お直しのお店も、オーダーメイドのお店もある中、Riccoを思い出して選んでくれたから。


2年半ってあっという間に過ぎたけど、数字にすると長く感じる



私はこの2年半で成長できたの?

技術は上がったとしても、喜んでもらえる技術を提供できるようになった??



自分に問う



独立前は、数をこなす下請けで
1日何十着と縫製する


流れ作業だから単純作業も多く
はっきり言って、技術を上げるにはゆっくりしか上がらない。



独立してからは
縫製する数はかなり少ないけど
いろんなデザインを作ることで技術は上がったのが自分でもよくわかります



技術が上がるスピードは下請けの時の何倍も早い



技術を上げるのに必要なのは

この革製品を手にした方が愛用してもらえるにはどうしたらいいかを考えることと、私は思っていて


単に縫製するだけでは技術は上がらずに

オーダーの時から考えて
パターンを引く時に、全体のバランスを考えながら引いていく。

縫製に入ってからは細かな所を考える。


縫うだけの仕事なら、すぐに完成するけど、


お客様が手にした時のことを考えながら

先を考えながら製作すると、どうして時間がかかってしまいます



これがないと技術は上がらない

技術が上がらないと
お客様へ提供できるのは限界があり
飽きは必ず来ます。


飽きられないためにも、技術を上げる



だから

年々、技術は上げたくて


でも上げても、上げても

完璧に納得することは一度もなくて、死ぬ前まで納得することはないんだと思う



それが職人だと私は思います


誰かと比べることは全くないのですが
去年の今頃の自分といつも比べてます


技術上がってる?
仕事のやり方はどんな変化が起きてる?
プライベートは楽しんでる?

毎年、去年よりも満足してるんです

これってすごいことだと思ってます



去年の自分に負けたくないので、今をどう楽しんで仕事して、プライベートを過ごすか。



この課題は死ぬまで続く。



今日、久々にお会いできて
振り返りができました。


これもお客様のお陰です
ありがとうございます。



明日からも頑張ろー!!