こんにちは、スポーツトレーナーの梅田です。

 

最近、転んだ時に手をつけない子供が増えているという話をきいたことはありませんか?

 

私自身フットサルの現場で、

小学6年生の子が手をつけず転んで顔を怪我したのを見たときは、とても驚きました。

 

ここまでいかなくても、転び方が下手で骨折してしまうケースなどは増えており、

怪我や骨折の発生率は1970年代とくらべ2倍に増えているというデータもみたことがあります。

 

 

 

手を付けない理由、上手く転べない理由は様々あると思います。

一節に、乳幼児期のハイハイの機会の低下というものが言われています。

https://iko-yo.net/articles/2337

 

 

 

しかし一方、

ハイハイせずに立てるようになっても問題ないという記事も見受けられます。

https://www.huffingtonpost.jp/yasumi-morito/post_8251_b_5698633.html

 

 

 


こういった賛否両論あると難しくなってきますね。

何が正しいのかとわからなくなってしまうことがあります。

 

 

 

私の考えですが、

私は、基本的に経験したことは上手くなり、学習していくという考えが原則としてあると思っていますので、

そういった経験が少ないことが原因だと思っています。

 

 

様々な体の位置関係を取ること

つまり、

・手を地面につくこと

・頭と体の位置関係が横になること

・頭と体の位置関係が体のほうが高くなること

・横方向に回転すること

・縦方向に回転すること

 

これらの経験の多さが関係してくると思います。

 

 

本来は、様々な遊びのなかで、こういった動きの機会が得られます。

・芝生の公園で思いっきり、回ったり転がったりする。

・川の土手でバランスを崩しながら遊ぶ

・マットの上で取っ組み合いをする

・不整地を歩く

などがこれに当たります。

 

 

こういった経験の多さが、転び方をうまくする

練習の機会になっていると考えています。

 

 

ですので、ハイハイの話に戻ると、

ハイハイをしたほうが、プラスにはなりますが、(手や背中の筋肉がつくので)

それだけではありませんというのが私の考えです。

 

 

そして上記の様な運動機会は、

ただ転び方がうまくなるというだけでなく

様々な状況で、

バランスを崩したり、立て直したりするのが、うまくなっていきます。

 

 

この能力は、サッカーをする上で非常に大切なものになります。

 

目的に向かって、相手を交わしながら早く動く必要があるサッカーでは、

バランスを自ら崩して、また立て直してという動きを

非常に多く使います。

 

 

 

明日に続きます。

 

 

 

 

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