石けん作りワークショップ@ナナシのワークショップ、無事に終了いたしました。

参加して下さった皆様、ありがとうございました。
夏休み直前ということで親子での参加の方が多く、なかには「明日が終業式だからまだ夏休みに入っていないけど、これを宿題にする!」という方も(笑)
 
 

相変わらず作業中の写真はほとんどありませんえーん
上の写真は参加者さんと実行委員さんが撮って下さったもので、自分では午前中は0、午後に2,3枚撮れたかな?といったところ(^_^;
助手なし・1人で対応している限界がこのへんに現れますな(笑)
 
今回のワークショップは会場の南魚沼市塩沢にちなんで、ズバリ「塩沢」をテーマに行いました。
 
午前の部はヨーグルト・ミントの石けん。
ミントは過去に塩沢の特産品だった薄荷(はっか)をイメージして、ペパーミントではなく薄荷油を使用。日本酒「鶴齢」で有名な蔵元・青木酒造さんもかつては薄荷油を扱っていたのだとか。
平野屋は青木酒造さんの屋号。
当時の名残りが現在も塩沢の特産品である「はっか糖」。その説明をすると、参加者さんからは「なるほど!」との声が。
(はっか糖。チョークではありません(笑)はっか糖についての詳細は新潟県立歴史博物館のツイートをどうぞ写真もこちらからお借りしました)
ヨーグルトは私の好みですが、保湿力もありつつさっぱり感もある使用感は薄荷の香りとマッチするので、好きな組み合わせです。
 
午後の部はシルク石けん。
塩沢といえば、なんといっても「塩沢紬」などの織物が有名なので、国産の繭玉を使い、ローズの香りの石けんを作りました。
材料のうち繭玉については、お友達(というよりは尊敬するお姉さま)で養蚕家・染織作家の原田雅代さん(染織工房こおり舎主宰)から分けていただきました。
雅代さんいわく「送料節約のため中身出して潰してあるよ」とのこと。
実は現在手に入る繭・シルクというのはほとんどが中国からの輸入品で、国産の繭というのは相当な貴重品なのです。それを石けんに使うのだからかなり贅沢だなあと思いつつ、紹介したところ参加者さんからは「シルクにローズ!それも国産!超ゴージャス」とのお声が。
ゴージャス.*・゚ .゚・*.
言われてみればローズもゴージャス感アップの素材ですね。気がつかなかったけど。
繭玉をアルカリ水溶液に溶かしているところ。
シルク原糸を使った時に比べて、かなり粘り気があり、とろーんとした水溶液になりました。
これは使った時の使用感が期待できるかも.*・゚ .゚・*.
 
型に入れた石けんは、諸般の都合から当日お持ち帰りの方、後日郵送の方と対応が別れました。
我が家でお預かりの石けんについては今日型から出しました。

冷凍庫へ入れてから型だししたので結露が凄いですが、出来栄えは上々( ・∀・)b
お持ち帰りの方はどんなに按配でしたかねえ。
 
ナナシのワークショップは来月も行われ、私も参加の予定です。(詳細については近日中に公開します。)
夏休みの課題をお悩みの方、ぜひご検討下さいね(*^^*)