まず、お聴きください。



ボーイソプラノ界では有名な曲、Bright Eyes。
いまだかつて、この曲をこれほどクリアな清涼感たっぷりの美声で歌った少年が他にいたでしょうか。非常に伸びやかな高音を醸し出す少年に衝撃を受け、コメントをしたのがちょうど一か月くらい前でした。朝早い時間に聴き、すがすがしい一日を始められたのを覚えています。

それからというもの、この少年の歌が次々とアップされていきます。


浜辺の歌


Ave Maria

浜辺の歌などを歌っていらしたので、日本にゆかりのある少年かなと思っておりました。
とても気になる少年で、失礼ながらコメント欄を通じてお母様とのやり取りをしばらく続けさせていただきました。私の度重なるコメントに丁寧に対応してくだり、感謝しています。

先日、お母様からこのようなご依頼をいただきました。
「息子がいつか日本で歌いたいという夢を持っており、それを叶えるためには、まず日本のみなさまに彼のことを知ってほしい。どこかのサイトに情報を掲載できないでしょうか。」と。

もちろん、心当たりがありまくり!!でしたので、喜んで協力しますとお伝えしました。
今までさんざんこの少年の「CDが欲しい」やら、「生でコンサ―トを聴きたい」などわがままを言ってきた私が、協力しない訳がありましょうか!?
色々な人に彼のことを知ってもらえれば、いつか日本でのコンサートも実現するに違いない!と。


以下、お母さまにいただいたメールをそのまま掲載します。
(一部、掲載にあたって文体を少し変えています。)





○名前マイケル・智也(ともや)・ロビンソン (ニックネーム;マイキー)、いつもは、マイキー・ロビンソン(Mikey Robinson )で紹介していただいてます。

○年齢11歳※3人兄弟の末っ子くん

○ハーフのお子さんですか?:日本とイギリスのハーフです。
※現在はシンガポールにお住まいだとのことです

○母語:英語、日本語(勉強中)

○歌を始めた年齢:4歳

○歌を始めたきっかけ:リトミックのクラスに通っていて、そのクラスの先生が、「マイキーはリズム間と音感があるので歌を始めると良い」とアドバイスをしてくれたのがきっかけで、次の週から週1回のプライベートレッスンを始めました。




○聖歌隊ではなく個人的にトレーニングを受けているとのことを伺っていますが・・・:4歳の時から、週一回のプライベートレッスンを続けてきました。今は、音楽大学の声楽の先生から週2~3回トレーニングを受けています。地元のクワイヤーにも所属しています。(年数回、オーケストラとの共演があり、ボーイソプラノのソロがある歌も多々あったのですが、いつもシンガポールの地元のお子さん優先(?)で、ソロの機会を一度も与えてもらえず、何度も辛い思いをこらえていました。)

○十八番!または大好きな曲:Pie Jesu (日本語ではピエイエス?)、Ave Maria - Caccini, 浜辺の歌、さくらさくら

○ボーイソプラノを担う際に楽しいこと、辛いこと:(楽しいこと)僕の歌を認めてくださって、ステージで歌を披露でき、聴いてくださっている人達に感動を与えられたとき。(辛いこと)歌のトレーニングのために、お友達のお誕生会や、遊ぶ約束が守れなかったとき。




○趣味:歌!、サッカー、ピアノ、絵を描くこと、オペラ・ミュージカル観賞

○特技:空手(黒ベルト)、音楽 、ジャスダンス(チャールストン、スイング など)、タップダンス、ミュージカル ※ピアノとバイオリンも弾けるようです!

○今後の目標:将来は、歌が歌える小児科医になりたい。(笑)オーケストラと一緒に歌で共演できるのが目標です。

○日本のみなさんに一言:僕の夢は、日本に行って、沢山の人に僕の歌を聴いてもらい、歌を通して何か感動を与えられたらいいなと思います。

○その他:昨年の6月に、ニューヨークでおこなわれた、声楽のコンクールで1位を頂き、同年12月にニューヨークのカーネーギーホールで行われた、入賞者リサイタルで歌わせていただきました。また、今年の1月にも同主催者による別のコンクールでも入賞者に選ばれ、この6月の末にカーネーギーホール・スターンオーディトリアムで行われるサマーガラコンサートで歌わせていただく予定です。
夢は、日本のステージでオーケストラと一緒に歌うことです。
ダンスも大好きで、4歳の時からジャスやヒップホップのクラスに入って習い始め、8歳から週一回の個人レッスンに切り替えました。

毎年、チャリティーなどのイベントへの出演依頼に積極的に出させていただき、とても良い経験をさせていただいております。日本の地震や津波で大きな被害を受けた、地域への募金活動にも、歌で参加する機会が数回ありました。その頃に、日本のテレビチャンネルで地震被害にあった方たちの為に歌われていた「浜辺の歌」を初めて聴いて感動し、その後自分でも練習をして機会あるごとに歌っております。「浜辺の歌」を歌うたびに日本の地震などで被害に遭われた方たちのことを思いながら歌っているのか、時々感情的になり涙ぐみながら歌ったりしています。昨年に行われましたニューヨークの声楽コンクールでは、Traditional/ Folk song のカテゴリーで、この歌で1位を頂きました。日本語がきっと通じていないであろうアメリカ人の審査員の方々の心にも、きっと何か届くものがあったのかもしれません。
ちなみに、Classicalと Musical Theatreのカテゴリーでは、それぞれ2位を頂きました。





日本で歌いたい!その夢のために奮闘するマイキー君をみなさんで一緒に応援しませんか!?


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※本記事に記載してある内容及び写真は、全て事前にマイキー君のお母様にご承認をいただいております。無断転載はお控えいただきますよう、宜しくお願い致します。