2024年改正版作成!!!!
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ヘアカラーのチェンジは、何気なく変えたいなーっと思う所ですが、これもチェンジしやすいパターンもあれば、チェンジしにくいパターンもありますので、よくある例をご紹介させていただきます^ ^。
※ハイトーンのカラーなどは特に髪の状態やメニューによってお受けできない場合があります。
お電話やメールなどでご相談も承ります。
↑この時点でもある程度はご返答できますのでお気軽にご相談下さい。
(できない場合ご来店頂くのもご不便かと思いますので)
※カラーリングする上での要注意点
よくあるカラーリングのNGイメージ
「根元明るくて毛先が暗く発色する」
「ムラが出る」
※よくありがちな例
黒髪から自然な茶色にしたい時。
あれっそんなの簡単でしょ?と思いますよね。
初めて染める方はキューティクルがしっかりしてるので染まりにくい事もありますがシンプルプロセスなので髪質や薬剤きちんとした工程で染めればスムーズに綺麗に染まります。
でもお家で縮毛矯正や&毎日アイロンされてる場合は要注意です。
縮毛矯正やアイロンされていることにより、毛の内部が「タンパク変性」という状態になっているので綺麗に発色しにくい状態になっています。
矯正やアイロンされている部分(綺麗に発色しにくい)と根元の綺麗に発色する所を注意してカラーのチョイスを考えたり、必要に応じて塗り分けをする事が大事になってきます。
もしかしたら・・と心当たりある方は担当美容師とよくカウンセリングでその事も伝えるとスムーズに自分がしたいカラーリングや最善の提案をしてもらえると思います。
タンパク変性=髪はタンパク質でできておりアイロンの熱などで髪が硬くなってしまう現象です。
◇タンパク変性がおきる温度目安は?
乾いた髪100℃ 濡れた髪60℃
◇何が原因?
縮毛矯正やパーマやブリーチなど薬剤によるアルカリによるタンパク変性になります。(全体ではなく一部が変性してしまう感じ)
◇他にも注意する事ある?
シャンプー剤の成分の種類によっては日々の積み重ねでタンパク変性がおきる事があります。
※タンパク変性とは卵の透明部分のタンパクの箇所が熱で白く固まってしまうようなイメージです。
その為一度固まってしまうとカラーの透明感も出にくくなり、髪本来の柔らかさも元に戻す事が困難になってしまいます。
🍳で例えております。
☆黒髪から茶色(ベージュ)
塗布量や髪質に応じた行程を行うと、比較的スムーズに綺麗に仕上ります。アッシュ系発色しにくい&一度のカラーでは透け感などは出しにくいです。明るくしてカラーするダブルカラーなどされると透け感あるカラーも発色しやすいです。
※黒髪からマット&アッシュ系
ピンクやレッド系のカラーは茶色から入れるとピンク味レッド味が発色しやすい為綺麗に染まりやすいです。
しかし初めてのレッドやピンク系は色持ちは少し劣る部分もあり、又もとのカラー明るすぎると発色しにくかったりします、深く濃い色を選定したり同じ色を続けて頂くと色持ち良くなります。
※8レベルブラウンにピンクカラー
☆茶色からアッシュ系
アッシュ系も茶色から染めると少し明るさは落ち着き(暗く見える)やすいですが、綺麗に発色できます。
しかし日本人特有のレッド味が強くある方は暗めのアッシュ系で仕上がりつつ赤味を抑えます、色落ちするとより綺麗にアッシュ系を楽しめます。
※茶色からミントアッシュ
☆茶色からアッシュ系明るめ(グレージュ・アッシュベージュ)
1番オーダー多く、しかし1ステップでは「レッド味を消す+明るさえれない」為、1度明るくトーンアップしてからアッシュ系入れる事で希望色に染まります。(トーンアップしている分色落ちも早い為、なるべく濃く入れて色落ちを楽しむことをオススメしております。)
※茶色からグレージュ
☆黒髪からブリーチ
ダメージの負担はありますが脱色して綺麗に染まると思います。回数重ねる事により明るくできます。
☆茶色からブリーチ
ココも注意です!元が明るいから大丈夫だと思われがちですが、茶色の部分には染料が残りやすく新生毛は綺麗に脱色される為、求めるカラーによっては茶色部分には重ねて脱染+脱色する必要があります。最終的に全体の色の違いを調和させる為に最後カラーを入れ調整する事も可能です。
☆黒染めから茶色
1番注意です、黒染めがどの部位まであるかチェック、そして黒染め部分のみ脱色や脱染をして、その部分の明るさに応じて新生毛の部分のカラー剤をチョイスし、全体的に馴染むカラーをチョイスします。
☆黒染め
黒染めはお家でとよくお聞きします。次回の明るくする時に脱色したりムラになりやすいカラーのリスクを考えるとデメリットも多いです、サロンでは次回のカラーに影響出ない&痛みにくい黒染めもございます。黒染めの時でもサロンでして頂く方がオススメです。
☆ハイトーンデザイン(要相談)
ブリーチしてから、最後にヘアデザインによってカラーを入れます。後々のヘアデザインにも左右されますが様々なバリエーションがございますので要相談してからお好みのデザインを決めてさせて頂くとご希望のデザインに仕上がりやすいです。
☆豆知識
※アッシュ系(寒色系)・レッド系(暖色系)は一度二度では色落ちしやすいのですが、寒色系はアッシュやマット・暖色系はピンクやレッドなどを継続する事で色持ちが良く、継続するからこその綺麗な色が長く楽しめますます。
※明るい髪の方はリタッチをこまめ施術頂く事で、ダメージレス、境界線も出にくく、発色時間も短縮されます。
※「暖色系や寒色系の豆知識」
暖色系のヘアカラーはお湯やシャンプー色落ちしやすく、寒色系は熱や紫外線で色落ちしやすいです。(アイロンで色が変わったという経験はあるのではないでしょうか?)こういう色の違いでも色落ちの仕方って違います。
カラーチェンジとは逆ですが、短いカラーサイクルでキープして・同明度主義・同系色主義も綺麗でいられるカラーの楽しみ方です、長くカラーを楽しんで頂くポイントでもあります。
明るさ・色味は、アンチエイジング効果・エイジングケア効果・人の印象まで変える事もできます。適切なヘアケアをし、好きな色味で、綺麗なヘアカラーで、楽しんでみてはいかがでしょうか^ ^
ご参考までに・・