レジデンシャルオーガナイザーの古後 静です。
昨日のチャリティイベント埼玉
予告どおりガッツリお話を聞いてきました。
埼玉会場のテーマは
ここにある!わたしにあった片づけかた
- ライフステージが変わってもあわてない!空間の作りかた -
まさに、ここ最近ライフステージが変わった私にはピッタリのテーマでした。
基調講演は石井純子さん 『キャリアを加速する空間づくり』
ライフオーガナイズでは必須「思考の整理」で理想の暮らしを明確します。
そのゴールに向かうために何がストレスになっているのか
そして、そのストレスを五感のどの部分で感じるものなのか見極める
というお話がありました。
へぇ~、五感に分けるなんて考えたことがありませんでした。
確かに、分けてみると何が原因なのかが分かり
それを取り除くことでストレスが軽減できます。
また、タイトルの「キャリア」について
キャリアは仕事をしている人だけでなく、誰もが積んでいるものであるということ。
昨年出産してやっと仕事に復帰しつつある私としては、正直
「あ~、またキャリアがストップしてしまった~」と思うこともあったので
いやいや、むしろ違うタイプのキャリアを積むことができたんだ!
と、ポジティブに捉え直すことができました。
パネルディスカッションでは利き脳別のリアルキッチン紹介。
利き脳、ライフステージ、家族構成が違うパネリストの方々のこだわりポイントが全く違ってとても面白かったです。
最後のセミナー登壇者は田村美奈子さん 『子どもの心を育む!空間づくり』
最近の日本の子ども達は自己肯定感が低く、
自分のことが好きと言える割合が、他の国と比べて異常に低いそう。
これはよくニュースにもなっているので分かってはいましたが
その原因の一つが家庭環境で、私がよく耳にしていたのが「食育」でした。
今回田村さんが訴えていたのは「住育」。
住まいは家族を育む空間で
家族同士が自然にコミュニケーションをとったり
子ども達が自発的に行動できたり
そもそも自分たちの住まいが好きと思えることが重要とのこと。
そのため、住まいも「ひと手間」加えることが有効になるというお話でした。
そして、印象に残ったのが
「家は住みながら自分たちの暮らしに合うように変えていく」という言葉。
完璧さを求めてなのか(?)
私は自分で家に手を加えることを積極的にできないでいましたが
使いにくければ
心地よくなければ
可能な限り手を加えて変えていくべきなんだと改めて思いました。
田村さんはリノベーション現場の経験豊富なプロなので
近いうちにお手伝いしてもらいたいなぁと思っています。
イベント会場にて(画像お借りしています)