今回の出張は、中国で4回目となるライフオーガナイザー1級資格認定講座、北京4期の2講目の講師を担当するためです。
日本でのライフオーガナイザー1級資格認定講座は
全3回3日間18時間を3ヶ月かけて学ぶプログラムですが、
中国では通訳も入るため全2回4日間、2ヶ月(時期により3ヶ月)のプログラムとなっています。
ライフオーガナイザーは中国語で「計画整理師」と書きます。
中国での1級講座は、実際の現場の動画を視聴しながら詳細マニュアルのもと、
コンサルティングの進め方(どのツールを使って何分で何を話すということまで、すべてマニュアル化されています)、提案書の書き方、価格設定の方法他、日本での1級講座+アドバンス講座である特別研修の内容をすべて網羅した、
おそらく片づけのプロを育成する講座としては世界で一番のクオリティと自負する内容となっています。
ライフオーガナイザーは暮らしの体質改善のパーソナルトレーナーです。
ここが家事代行型の片づけの仕事と大きく異なるところ。
だからこそ思考の整理からはじめるコンサルティングが重要で、片づけ作業をする・しないは関係ありません。
もちろん、クライアントの望む姿に近づけるサポートのため、作業も行うことでより効果的にすすめられるわけですが、クライアントの代わりに片づけるわけではなく、それでは意味がありません。
パーソナルトレーナーが代わりに運動しても、クライアントが痩せるわけではありませんよね。(笑)
今日の講座でも、片づけの作業ではなくコンサルティングだけに報酬をもらうのは難しいのでは、という質問がありました。
そのときの私の回答は、
「パーソナルトレーナーは、クライアントにあった適切な運動方法や食事制限の具体的なやり方を教えたり、励ましサポートすることで対価をもらっていますよね?ライフオーガナイザーも同じです。クライアントがどうなりたいのかにあわせ、最も効果的効率的な方法を提案し、ゴールに向けて伴走する、それがライフオーガナイザーの仕事です。プロとしての知識と技術に対して対価をもらうわけで、作業に対してだけにお金を払ってもらうわけではありません。」
ということ。
中国でもダイエットやボディメイクのパーソナルトレーナーは流行っているらしく、
すぐに納得してくれました。
さぁ明日は認定試験もある最終講座。全員合格しますように!